将棋棋士約160人、囲碁棋士400人以上(関西棋院込)
本来この数の差は稼ぐ金の差で、それは正しかった。

囲碁は棋聖戦創設時の(当時としては)破格の高額契約に成功したり、
高齢の富裕層にレッスンプロとして教える収入があった。
囲碁界の方が多くお金を稼いでいた。
将棋は若年層には人気があったが、それをお金に変えることに失敗していた。

囲碁界はレッスンプロ収入のためにゴミ九段を量産し、強制引退制度もなし。
将棋界はレッスンプロ収入が少ないので、段位も厳し目で人数を制限、
順位戦や竜王戦で強さのランキングもはっきりし、弱い棋士の強制引退制度も導入した。

しかし、今や契約金も大きな差は多分ないし、レッスンプロの需要も先細り。
囲碁界全体の収入(レッスンプロ収入も含む)はかなり減っているはず。

一方将棋はニコニコ動画などに協力的で若年層の指示を集め
ついには叡王戦が8大タイトルの一つにまで昇格。
藤井フィーバーもあって各地の将棋教室は盛況と聞く。

昇段制度は加藤先生の時に改革があって厳し目にはなった。
しかし、加藤先生がお亡くなりになり、改革はストップしてしまった。
弱い棋士の強制引退制度や棋士の強さのランキングをはっきりさせる制度の導入、
などなど隣の将棋界を見習うだけでも、改革すべき点がいっぱいあることがわかると思う。

まあ将棋界も三浦九段騒動とか見ると相当グタグダだが、
囲碁界はそれ以下なんじゃないか?