坂田栄男について語れ
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坂田氏亡くなってから囲碁始めてそれがわかるのもすごいと思うが。 あがってたので何年かぶりで来てみたら、面白い話題が。
坂田の碁も井山の碁も圧倒的な読みをベースにしている
という点において、本質的にはよく似ていると思います。
違う点は、坂田の碁は真剣勝負であるということです。
ここでいう真剣というのはきれいごとではないと意味です。
圧倒的な読みの先に罠を仕掛けて待っているのが坂田。
読み負ければ、その鬼手・妙手という名の罠にかかって
一瞬でカミソリに切られてしまいます。
言い方を変えると、それはある種のハメ碁なのですが、
坂田の碁はものすごくレベルの高いハメ碁なのです。
だから、彼の碁には、いつも俗な感じや悪意の臭いが
つきまとっていて、それを嫌う人も多かったのだと思いますが、
その反面、一瞬たりとも気の抜けない緊迫感や、
罠が発動したときの爽快感、つまりは真剣勝負そのものに
魅せられた人も多かったのだと思います。(私もそうでした)
井山や中韓の現代強豪は確かに強いのですが、
まだまだ碁がきれいで、全盛期の坂田の凄味には及びません。
(というかそんな凄味を持ったプロ棋士は坂田以外に知りません)
強い弱いはわかりませんが、もし戦ったら勝つのは坂田でしょう。
当時とは環境も変わり、今はコンピュータ全盛の時代。
研究の手段や幅も広がり、手動のカミソリから電動のドリルに
変わったというのは、とても納得できる面白い例えだと思いました。
書くのに1時間くらいかかっちゃいました。長文失礼しました。 むしろ坂田の碁は相手を幻惑させる勝負手より、馬鹿正直に徹底的に読みを入れた絶妙手が特徴ではなかろうか?
小心者であるがゆえに羽生マジックみたいな手はない。秀行にはある。 井山はジェイソンが斧で首を引っこ抜く感じで坂田は気がついたら首が切れてる感じ。 坂田に負けるときって、鋭利な刃物で切り刻まれて、苦痛に苛まれながら死ぬイメージ。 坂田の頃は持ち時間13時間とかで、井山は3時間の国際戦用に棋風をチューンしてる感じがする。
その坂田も、秀哉ー雁金戦に「われわれはこれほどまでに読み切っていない」と言ってたりする。 坂田は最高の碁打ちではないかもしれないが最強の碁打ち >>428
棋聖6連覇の時は全盛期というのとはちょっと違う強さだな。 年取って力衰えた坂田が好きだ。
時代の流行形や発想についていこうとする姿勢が好きだ。
布石を見ると相手の土俵に上がって、「勝負」するんだよな…坂田。 現代ではセドルなんかもそうなんだが、
相手に読み勝っていると察して、相手を呑んで強引に仕掛けちゃうタイプなんだよなw
晩年になるけど馬曉春をぶっ潰した公開早碁なんか面白かったね 相手の土俵に乗ると、短期的には勝ちにくいかもしれない。しかしそれで勝った時の相手に与える威圧感は相当なものなんだろうな。 観戦していると感じやすい、対局相手を捻り倒すいわゆる「鬼のような強さ」だったね
そういえば坂田は滑舌悪くて「強い」を「つおい」と発音してたっけw
解説者として登場した時は「つおい」を連発してたから、そういう強さに拘りを持っていた感じもする 検討で相手の提示した手に即座に答えられる読みの深さこそが坂田の強さ
全ては読みに裏付けられた完璧なうち回しだからこそ強かった
読みが弱くなればそこから綻びて行くのは仕方ない
形で打つ棋士とは違うのだから 坂田対橋本宇と坂田対藤沢朋の碁は、ともかく並べておもしろい。 今期のパッション、子供以外の全員、腹立つくらい過少申告だな。
謙遜のつもりなんだろうが、ただの腹黒だろ。
インストラクターはボコボコにしてやって欲しいわ。 たまーに、講師陣の口からボロが出るから面白い。
大沢(妹)さんは稲葉さんの中ではぶりっ子認定されてる模様。
あの演技はマズイでしょ。
で、黄先生の反応からすると謝依旻は彼氏いないっぽい。 他の一流棋士と違ってなぜ坂田が強くなったのかがあまり語られないのは、子供の頃に賭け碁をしてたからかな。
そういうタブー意識が囲碁界の前近代的なところじゃまいか。 掛け碁をタブーにしない方が前近代的だと思うんだが。
あと、あまり語られないのは、単に古いからでは? 坂田栄男門下の佐々木正8段(追贈9段)が
今年7月に急性白血病で亡くなっていたようです
51歳で若かったのに残念ですね
この人って囲碁フォーカスで師匠の坂田栄男が
取り上げられてたときにちょっと出ていましたよね
個人スレがなかったのでこちらに書き込んでみました 坂田の孫娘がリナポンにたちはだかるとかの展開だとおもろいんだが >>444
全く知らなかったけど加藤正夫と小林光一に勝ったことあるんだ。 >>433
弱い人を強いと言えない人だったから、『坂田さん、強いと言わなくていい。
つおいと言いなさい。』と私が教えました。
坂田さんも先に逝った。 >>1
強かったが、苦手な相手もいた
高川格などをカモにして膨大な数のタイトルを獲得したが、
島村俊廣、下の世代である工藤紀夫などにはよく負けた 林海峰さんにはことごとくやられたな
あと大竹さんにもひどい目にあった 強い奴は下から来るものだからな
下の世代に負けるのは自然な事だ 呉さんと坂田さんの全対戦成績を教えてください(NHK杯とかもすべて含めて) 20以上年下の棋士を挙げてよく負けたと言われてもな…
趙小林が四天王によく負けた…当たり前だろ? 林との二回目の棋聖戦は楽勝ではなく辛勝
加藤のときよりも苦しかったと秀行が言ってる 昭和30年代の大山康晴と坂田栄男は無敵だった
カミソリ坂田凌ぎの坂田は無敵だった >>457
その通りだね
坂田と竹林の年齢差は治勲と四天王の年齢差とほぼ同じ
坂田と竹林の対戦成績は治勲と四天王の対戦成績より今現在で僅かに良い
坂田の方がより高齢で対局している上でなおだ
そもそも22歳離れた相手と70歳過ぎまで対局して勝率4割なら充分健闘している 坂田知ってる世代はどんどんなくなってるから微妙じゃね
その世代が存命ならそうだと思うが はやく殿堂入りさせてほしい
正岡子規よりよっぽど優先されるべき人だろ この人の碁は力自慢のアマには非常に参考になる。。
だがこの人の碁ではAIには勝てないような気がするのは俺だけか? >>474
AIとは明らかに相性悪いだろうな。
ただ坂田が大一番に繰り出した多くの妙手を、AIは指摘・分析できるか? 坂田は若くて綺麗な奥さんがいて、タイトル戦で地方対局の時はいつも付き添っていた。
銀座のホステス出身らしい。
尽くしてくれる奥さんを持ったことが、年を取ってもタイトル戦に出たりリーグに残留できた原因だろう。 だったら若くして総入れ歯にならないようにしてほしかったなw >>474
AIに伍してやれそうなのは藤澤とか山部の碁かな。梶さんはオワオワ言ってすぐ投げちゃいそう。 大竹がAIに一番近いんじゃない?
晩年はシチョウを間違えるのにレーティング100位以内にいた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています