坂田栄男について語れ
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秀格が亡くなってから全集が出版されたから、坂田先生の全集も
出るのかな?
>>67
絣組の頃でもオヤジさんが対戦相手を決めてきて
打っていたんだよね。それが賭け碁だった。 >>130
うむ。凄まじい攻め合いの碁だったやつ。
時間も今のNHK方式じゃなくて最初に持ち時間が10分くらいあってあとは全部秒読み。
坂田先生の中盤って丈和の中盤に似ているの?
小生では弱くてわかりません。教えて。 >>114
西暦1980年前後だと思う。
1回目も2回目も同じ対戦でのこと。
1回の対戦で2回やった。
対戦者は覚えていない。
ふらっと見に来て3年前の記事にレスがついてるのでびっくりしたw
大坂田の冥福を心から祈ります。 現役時代なんて全く知らない世代だけど、データベースや木石庵の歴代タイトルホルダーを見ると
坂田栄男って名前には凄く魅力を感じる そだ、
坂田は年を取っても長髪だったんだが、
あれはお洒落だったらしいぞ。
俺の知ってる坂田豆知識。 丈和とは似てない。少しの得を狙った小規模な戦いであちこち
形が決まっていくからアマにも戦いの焦点がわかりやすい。
棋譜並べに向いているかもね。
坂田先生は眼鏡も似合っていた。
高川先生は大学教授みたいと言われたけれど、
ルックスだけなら坂田先生にもアカデミックな
雰囲気があるんだよね。
坂田先生は戦争中にサラリーマンを経験した事がある。
死んでからスレが伸びたな
死ぬまではほとんど機能してなかった >>120
月刊『囲碁』をずっと買ってる
坂田のコーナーが毎月4ページあるんだけど
今月号は丁度その第6局だよ
もちろん封じ手の話も載ってるよ 「炎の勝負師 坂田」の解説で、「さすがに打ちすぎ」が結構、繰り返されてて
ワロタ。
歯に衣着せぬ物言いの一匹狼、ござ屋の栄ちゃん、逝く・・・ >>147
あんまり伸びていないよ。
坂田先生ほどの偉大な棋士が亡くなってこれでは、ちょっと寂しいね。
囲碁人気のなさが実感できた…。 >google急上昇ワードに「坂田栄男」がある
らしい。22日の三村ブログによると
では、囲碁・オセロ板の人気がないという事ですね…。 坂田という人は父親に溺愛されて育ったというが
そういう子の人生は幸せになるかと思いきや
案外心の闇を抱えてしまったりすることも多いんだよね。
言いたい放題、傍若無人の振る舞いの反面、
寂しさ、孤独感を強く漂わせる人だったとも思うね。
>>152
全盛期で人気あったのがネットを使う世代よりちょっと上の人達の時代だからじゃないかな。
坂田先生が父親に溺愛されて育ったという話は、坂田先生が
坂田一代にそう書いただけだと思うな。その話を裏付ける証拠が
ないよね。
客観的に見れば、碁が強い息子を利用して賭け碁を打たせた
父親だから、小生は悪い父親と見ますね。
坂田先生は離婚も経験しているし…。再婚してからは幸せを
つかめたと思いたい…。 >>155
おまん行に比べるとキャラが濃くないけど、まあNHKならアーカイブス掘り返してなんとか番組作るだろうね
棋院は坂田全集の乾坤の普及版を出したらどうか。
全12巻だから、1冊1000円でいいよ。安っぽい装丁で
構わない。
誰でも買える値段なら、坂田先生も喜ぶよね。 追悼番組でこの碁をやってほしいものだ。むろん呉清源師の解説で。
たぶん、最後のチャンス・・・
(
;FF[3]GM[1]AP[PocketGoban Ver 0.999]
SZ[19]PB[坂田栄男]BR[九段]PW[呉清源]WR[九段]
DT[1966-01-05]
EV[NHK杯,13th]RO[Round1]RE[W+4.5]KM[5.5]
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) >>158
うん、俺も「普通の愛情」と「溺愛」とは違うものだと
言いたかったのだが伝わらなかったかな?
父親が賭け碁を打たせたことにより、
少年坂田が、父親の愛情をつなぎとめる唯一の手段は
「碁に勝つこと」だという心性を持つようになったのではないかと
思うのは深読みしすぎだろうか?
1年ほど前に、長嶋と王が対談して過去を振り返る番組があったが
あれはどちらかのXデーに備えた意図が見え見えだった。 坂田の追悼番組をつくるのは難しい。
ライバルのほとんどが死んでるし、あまり普遍化する定石も開発しなかったし。
エピソードといえば、
いじめられて入段が遅れた話とか
橋本宇太郎との関西棋院の存亡をかけた本因坊戦とか
本因坊9連覇でおなじみの高川の天敵だったとか、
二十代の名人誕生をかけた林海峰戦とか
藤沢秀行との封じ手のさして争いとか、
64歳で64個目のタイトルを取ったこととか
どれも、対極者の相手が死んでるか、掘り下げる話題としてぱっとしない
「溺愛」という言葉を肯定的に受け取るか、否定的に受け取るか、という違いだな。
要するに教養の差ですね。 この人は勝っても勝っても満たされない系統の不幸さは無かったと思う
羽生はそういうのあるんじゃないか?
坂田先生の追悼番組(案):
メイン司会者: 新垣武 中山薫
サブ司会者: 坂田一門残りの人たち(トーナメントプロのみ)
ゲスト出演: 山口洋子
山口さんのお店でしみじみ飲みながら思い出を語る形式。
・坂田一門で入段できなかった人たちからのビデオレター。
対談形式でもいい。
・呉清源先生が思い出の一局を解説
・海峯先生が思い出の一局を解説
・秀芳先生が思い出の一局を解説
・正樹先生が思い出の一局を解説
・治勲先生が思い出の一局を解説
・文士達が語る坂田先生の思い出
・政治家や経済人が語る坂田先生の思い出
・秀紳先生が思い出の一局を解説
・道吾先生が思い出の一局を解説 平成の初め頃だったと思うけど、本因坊リーグで当時70歳くらいの
坂田が一時トップを走っていたことがあるんだよね。結局は小林光一
(たしか)が挑戦者になったんだけど、坂田に挑戦してほしかったなあ。
たぶん超有名局だと思うけど、右下辺で二線にペタっと
ツケてしのいだ碁が印象に残ってる。相手は藤沢秀行
だったかな?
>>171
あれはよくある手筋じゃないかと思ったけれど、あの手の後で有名になった手筋なのかな。
イチャンホの絶妙応手打診(洋泉社)にも出ているこれだね。
この本けっこう高度な打診・様子見が書いてあって好きなんだけど
対局者の名前など出ていない。著作権とかいいのか?
____A_B_C_D_.E_.F_G_H_J._K._L_M_N._O_P_Q_R_S_T
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黒が★とコスミツケ、白の一段を強く攻めている場面。
白は右方にも断点があり、絶対絶命のように見える。
しかし、この瞬間、妙手一発で、白は断点をカバーし、白英ノビか美ハネにまわることができる。どう打つ?
(絶対のところ間違ってる)
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☆のツケが、高手の目を見張らせた妙手。
(以下略) >>172
ありがとう。これこれ。
自分はこの碁「炎の勝負師 坂田栄男」という本で知った。
全3冊(赤、青、緑)のどれだったかは忘れたけど。 碁の法にないけどね。わざわざケイマを裂かれる形にするなんて。
でも出切って3目にして捨てると、きれいに締め付けが効いて、
下辺に脱出できる上に右側の断点も解消されるとは。
坂田の妙手の真骨頂。 これはカッコイイよね〜
個人的には「逆のぞき」よりこっちを見たときの衝撃が大きかった。
「え?・・・えぇえ!!・・・カッコイイ・・・・」って。
まさにカミソリ。 >>172
> 対局者の名前など出ていない。著作権とかいいのか?
著作権的な問題はないと思うけど、いずれチャンホが打ったことになるんじゃないのw 上ノゾキもそうだけど、白番の妙手が多いよね。
しのぐ側にまわるからかな。 林海峰を挑戦者に迎えた本因坊戦で小目への小ゲイマガガリから一気に塗り付けていった碁が印象的だな。
"木谷の読みには「こんなに深く読んでいるのか!」と驚かされるが、
坂田には「こんな手まで読んでいるのか!」と驚かされる"
みたいな文章を昔読んだ記憶がある。何ていう本だったかなあ... >>169
なかなかいいね。
ちょっとみてみたい。 俺はそんな手はしょっちゅう打ってる。
俺が打つと、妙手ではなく妙な手だけど。
>>181
ありがとう。そうだ「勝負と芸」だった。 坂田九段はぼやきながら勝つのに対し大岡氏はぼやきながら負けるのである 坂田「まいったまいった(相手が)まいった」
他にも
坂田「弱ったな」
誰か「本当ですか」
坂田「(こんな手打ってるようじゃ)碁打ちをやめなけりゃならんな」
誰か「そうしていただけるとありがたいのですが」
勝ってるのにボヤくからこんな珍問答もあったような。 >>185
久々に読み直してみたら、やっぱり面白かった。 たしか高川との碁だったかな?
右下隅で、相手の星に対して小目にツケた後、普通の発想は
ヒクところを二線にサガったのが絶妙手。みたいな碁があった
と思うんだが、誰か分かる人いない?
>>172の手とかと違って一見ムチャ地味なんだけど(というか
初級者の俺にはそう見えた)、本では絶賛されてたので印象に
残ってるんだ。 コンケイの「勝負師一代」は面白く読ませてもらった。 >>189
コンケイには暴露小説を書かれ、
江崎のせいで石田芳夫から本因坊を取り損ね、
坂田も友人運が悪いのかなあ? 職業見立て
呉清源 太極拳道場経営
高川格 中学の校長先生
坂田栄男 街金の社長
藤沢秀行 無職(アル中ホームレス)
林海峰 中華料理店コック
しかし清源も栄男もIMEは変換できないんだなあ… >>196
んー、個人的な意見としては坂田以外の4人はドンピシャ、というか
絶妙だと思う。
坂田が「街金の社長」
最初はえっ?と思うがつらつら考えると
ああ、ありかもなー、ありそうだなー、と思ってしまう。 趙治勲 コメディアンorアル中ホームレス
小林光一 制服まとった警察官
加藤正夫 国語教師っぽい
石田芳夫 数学教師っぽい
武宮正樹 まんまお坊さん
依田紀基 黒タイツが似合いそうなプロレスラー
小林覚 30代以前ならアイドル俳優、それ以降は本物のアル中 >>197
坂田は裏稼業の雰囲気があるし、修羅場になったら鬼になるということでチョイス。
>>198
依田プロレスラーワラタ。
小林覚は稼ぎのいいホストになれそうw >>186
坂田「ひどい手を打ってしまった」
半田道玄「本当ですか?」
坂田「(こんな手打ってるようじゃ)碁打ちをやめなけりゃならんな」
半田「そうしていただけるとありがたいのですが」
坂田「…あんたも言いにくいことを言うねえ」
半田「話しかけられたら答えなければいけないと思ったので」
こんな感じだったと思うw
ちなみに皆さんご存知だと思うが
半田は坂田の全冠制覇のチャンスを潰した人 潰したのは朋斎だったかと(年間30勝2敗のときに十段戦で挑戦者決定戦で敗れる) 晩年(でもなかったな、けっこう前か)『棋道』で「碁の厚い、薄いってのは
単純に決められるもんじゃないんですよ」と、独特の「厚い、薄い論」を
展開していたのが印象に残っている。
治勲とはニュアンスの違う、日本の厚い碁ageの風潮に対する
批判だと思ったが。 新入段の若手が「厚い碁が好きです」、「厚い碁を打ちたいと思います」と
いう抱負ばかり言うので切れて、地を取ったり、余して打つのも碁なんだと怒ってた。
もちろん秀行が憎かったのだろう。 呉清源も厚くないけど戦いになると強いよね。秀行も辛い手をよく打ってる
と思うんだが・・。 今更だがカミソリ坂田ってあんまりカッコ良くないな
日常用品であだ名を付けられてもw・・後世だからもう良いけどさ >>207
サンクス
>>208
えーっ。カッコいいと思うけどな。
ナイフよりカミソリの方がより切れ味を連想させると思うけど。
カミソリ坂田 → ヒゲソリ坂田ってイメージしちゃった?w ひげ剃りにしたって三枚刃なんかなかった時代だぞ。
床屋で使ってるやつがどんだけ危ないか想像してみ カミソリってよくある二つ名じゃん、208は若いのかな
東條だってカミソリ言われてたしな カミソリというものに対するイメージが昔と変わったからそういう印象を持つ人も
いるんだろうね。昔は切れ味良く危険な香りのするものの比喩としてよく使われてたように思う。
サッカーではカミソリドリブル、野球ではカミソリシュート。 カミソリ坂田で語感がいいんだろうけど、俺はカミソリと聞くと
コダマはカミソリ、シンザンはナタという言葉の
カミソリは切れ味は鋭いが刃こぼれしやすい脆さがある、っていうのを思い出してしまって
今ひとつのイメージが沸いてしまうんだよなあ。
じゃあナタの坂田がいいのかって言われると・・・・・ かみそりってのは切れ味抜群、切られたほうが気がつかないうちに死んでる、っていうイメージだぜ おっと 押しちまった。
すれ違いざまに、かみそりで相手の頚動脈をスパッと。
切られたことに気がついた頃には、血しぶきの中にうずまってしまう相手。
なたは、まったく逆で、今なら宮沢とか、往年の加藤正夫があてはまる。
切れ味は全然よくないのに、力任せに一直線で、かみそりにはできない致命傷を相手に与えるイメージ。
頭蓋骨があごまでへこむようなイメージ。
読みに裏づけされた、鮮やかな手筋一閃の坂田。
かつて「木谷はここまで深く読むのか、坂田はここまで広く読むのか」と比較された坂田。
年間30勝2敗で、坂田は遠くなりにけりと周囲を嘆かせた、坂田。
64歳で64個目のタイトルを手にした坂田。
タイトルを失い、無冠になった日の夜、
一人暗い部屋の中でウイスキーを飲みながら「一番強いのは俺だ」とわめきまくっていた、坂田。
橋本宇太郎と、その背後にある関西棋院、さらにそれをささせる財界の重鎮たちを
あと一息のところまで追い詰めながら、捲土重来、勝負氏としての泣きが入った坂田。
格好悪さそのものが、絵になってしまう、究極のスタイリスト、坂田。
碁が芸術の梶原と対比して碁が勝負の筆頭に上げられる、坂田。
100歳までは生きててほしかった。
カミソリXXがどう感じるかってより、坂田が強いからカミソリXXが
強く感じるようになったんだよ。
「ハンマー」流大平修三が坂田に一蹴されたことがあったけど、
そんなことがあるとハンマーよりカミソリのほうが強そうに響く。 石田が強かったからコンピュータが発達したという話は聞いたことがある。
>>215
>格好悪さそのものが、絵になってしまう
この一行、いいねえ。
江崎誠致の「石の鼓動」での、本因坊を林海峯にとられた時の
寝そべって入れ歯をはずして延々と泣きの繰言していた「格好悪い」坂田が思い浮かぶ。
オッカムの剃刀とか言うじゃん
まあ安全剃刀ってあれ要は髭剃りだけどね カミソリ坂田
カミソリ大臣 陸奥宗光
カミソリ東条
カミソリ後藤田
カミソリの切れ味 コダマ >>175
プロが見てもアマが見ても分かる派手で目立つ妙手。
「逆のぞき」の方は,その後の展開を見ないと分からない,アマにはすぐには理解出来ない妙手という違いがあるような。 >>207
そういや何かの対談で、高尾九段のことを藤沢秀行の傑作だって
絶賛してた記憶がある。 秀行とはたしかに犬猿の仲で一時期はものすごい確執が
あったが、根底ではお互いを認める気持ちがあったと思う。
秀行が棋聖戦で趙治勲に負けて棋聖を奪われた第7局の大盤解説で
「時代は流れていきます。秀行さん、よくぞいままで頑張ったものです。
皆さん、拍手してあげてください。」ってな事を言ったらしいし。 坂田先生が言うと皮肉にも聞こえなくもないが
よく頑張ったというのは実感だろうなあ >>224
カラオケが好きでよく歌ってたらしい。
24世と違ってひどい音痴だったらしいが。 昔見たNHKの歌番組で、大山康晴名人と坂田がゲスト出演して
あろうことか坂田が一曲披露した。曲は何であったか忘れてしまったが、
すさまじい音痴だった。
大山名人が感想を求められて、
「やるもんだねえ・・・」 坂田と藤沢がこじれたのは局後検討の場からみたいな事を高川が書いてるよね。
それも直接対局ではなく、藤沢と第三者の碁につき、ある手を坂田が批判したらしい。
「この手では勝てない」「いやそんなことはない」みたいな言い合いから藤沢が議論に
鬱陶しくなって、「じゃあ一番お願いしましょうか?」とやったとか。 年取っても和解しないし、馴れ合わなかったところがいいな。
強さは認めても人間的には大嫌いっつー意地の張り合いが。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています