エリウッド「次は僕とマルスか…」
マルス「なーんか見たいような見たくないような…」
ベレス「び、病室…。まさか」
エリウッド(未来)「ねえ、みんなは元気かな?…リーフはまともに…ゲホッゲホッ」
ヘクトル(未来)「喋るな!身体に響くぞ!」
エフラム(未来)「そうだ!お前は他人の事じゃなくて自分を心配してれば良いんだ!」
リン(未来)「そうよ!ロイとセリスも自立して今じゃ立派な社会人だわ」
エイリーク(未来)「そうですよ。…リーフも真っ当に生きてます」
エーディン(未来)「失礼します。エリウッドさん、貴方がベルン大病院への受け入れが決まりました」
エリウッド(未来)「そうですか…ご迷惑をお掛けしました」
マルス(未来)「エーディン先生、ベルン大病院だけでなくマギ=ヴァル病院とかも手配しておいてください」
エリウッド(未来)「悪いね、マルス。君にも手間を掛けさせて…もう僕も長くはないみたいだね」
マルス(未来)「余計なこと考えてる元気があるならその元気を療養に当ててくださいよ。さっさと退院してください」
エリウッド(未来)「相変わらずだな、君は。けど嬉しいよ。暫くは会えないかもしれないけどまた来てくれると嬉しいな」
マルス(未来)「はぁ…全く。行かない訳がないじゃないか。リーフの奴がせめて変態行為を辞めれば良くなるのかな…。
…それにしても笑えてくるよ。事業家としては成功してお金もあるっていうのに大事な家族1人の命すら救えないかもしれないなんて」
エリウッド「もしかして僕…風前の灯火状態?」
マルス「何でこんなに嫌な形で堪えるのばっか出てくるんですかねー…」
リン「安心して、エリウッド。もしこれからリーフの変態行為が悪化するようなら…私達の手でアイツを去勢するわ」
エフラム「あぁ。リーフのポークビッツを切り捨ててお前の命が助かるなら俺たちがヤツを去勢してやる」
ヘクトル「紋章町の女性陣の為にもなるからな。お前がリーフの事で頭を痛めることは無いんだぜ」
エイリーク「そうですよ。もう少し気楽に生きてください」
アルム「物騒すぎるって…。リーフもまともになると思うよ。…多分」
マルス「いや、ないでしょ。仮に精神改造してもまともになる気がしないんだけど」
ベレト「俺達も頭を抱えてるんだよな…。リーフの更生プログラムを考えるべきか」
ベレス「ごめんエリウッド…ダメなお姉ちゃんとお兄ちゃんで…。リーフの更生か去勢は私達でちゃんとするから…」
エリウッド「最近は慣れてきたから大丈夫だよ。まあ胃痛が凄い時もあるけど…」
アルム「じゃあラスト。兄さんと姉さんだね」
マルス「エリウッド兄さん、ちょいちょい」
エリウッド「どうしたのさ、マルス」
マルス「早死にはしないでくださいよ。エリウッド兄さん本当にああなりかねないんですから。もっと図太く生きても良いんですよ」
エリウッド「ありがとう、マルス。そう言ってもらえるだけでも嬉しいよ」
マルス「やれやれ…本当に分かってるんでしょうかねえ。エリウッド兄さん達がリーフの事で謝罪回りする必要なんてないっていうのにさ」

また続く