ソティス「早うせい、出かけるぞ」
ベレト「ああ、今日は天気もよさそうだ」
ソティス「デート日和じゃのう、では行くか」


ソティス「あっつ!?」
ベレト「出て1分で帰ると言われるとは…」
ソティス「いやだって暑すぎるじゃろ…今日は気温どれくらいあるのじゃ?」
ベレト「今調べる…30度を超えているな」
ソティス「は!?なぜにそんなに暑いのじゃ?暦の上ではもう涼しくなっていてもいいじゃろ!?」
ベレト「自然がどうなるかまでは誰にも読めないからな…」
ソティス「はあ…予定変更じゃ、こうまで暑いとカフェに行く途中で汗だくになるわ。おうちデートに変更じゃ」
ベレト「それがいいだろう、まだ気温が上がりそうだしな」
ソティス「ぬうう…暑すぎて気合い入れて揃えた秋コーデが着られんではないか…」
ベレト「あのままだと間違いなく汗だくだったな」
ソティス「あの黒鎧の店主の店でチョコケーキセットを堪能しながらカフェデートする予定が…」
ベレト「今日だと家で麦茶でも飲んでる方がいいな」
ソティス「ええい!何じゃ本当に!誰じゃこんな世界を作ったのは!?」
ベレト「…………」
ソティス「…あ、わしか」
ベレト「…………」
ソティス「い、いや…わしも世界全てに関わっているわけではないしの…他の神が…」
ベレト「まあ…それはいいさ」
ソティス「…思ったのじゃが、お主は暑いのは平気そうじゃの」
ベレト「まあ、慣れてるからな」
ソティス「慣れ…?」
ベレト「…夏場の屋外ステージのガルグマくんの仕事とかな…着ぐるみを着てアクションをしたり、子供たちに群がられたりと…」
ソティス「…ちょっと想像できん暑さな気がするのう」
ベレト「明日もステージの依頼が入っているからな…明日も30度を超えるらしいが」
ソティス「…頑張れ、麦茶用意しておくからの」