ソティス「お主…金がないのか?教師の給料の他にも着ぐるみに入って舞台やテレビに出たりして、わしに色々買ってくれたりしたじゃろ」
ベレト「まあ…そういうのもあるが、それとは別にと言うか…ただ毎月の自分の小遣いを決めて後は全部貯金してるだけだ」
ソティス「そうなのか、しかし稼ぎがあるなら苦しくなるまで切り詰めんでも…」
ベレト「いや…将来お前と子供を作るときに備えて金はあった方がいいと思って貯めているだけだ。何人もできる可能性もあるから備えていた方が…」
ソティス「…お…おう…そうか…ならばよい」
ベレト「ああ…まあ…そういうことだ」
ソティス(まずい、いいことをしてくれてるのに嬉しすぎて逆に凄まじく地味な反応しかできんかった)
ベレト「俺がやりたくてやっているだけだから気にすることは…」
ソティス(若い娘みたいにもっと大袈裟に喜んでおけば…何じゃ『お…おう…』というのは…ああもう完全に大喜びするタイミングを逃した!?)
ベレト「………?」