>>128
ベレト「一応、薄い本の他にどんなので情報収集してるか聞いてもいいか?」
ソティス「うむ、見るがよい」
ベレト「…結婚情報誌じゃないか」
ソティス「おぬしからの指輪はこの指で輝いておるがの、本を読んで正式な式を挙げるときのことを考えるくらい良いじゃろ?」
ベレト「そうだな…それに関しては…」
ソティス「気にせんでもよい、わしらにはたっぷり時間があるのじゃ。気長に待っておるぞ」
ベレト「…そうか、ありがとう」
ソティス「別に大々的なものでなくて良いのじゃ…互いの親しい者と家族だけを呼んで密やかにやるのも良いのう…」
ベレト「ああ…それもいいな」
ソティス「それで式を挙げた日の夜に部屋でドレスを着るのを要求されて『ドレス姿のお前を抱くのが夢だった。実質新婚だぞ、今日は朝までするからな』と求められ…」
ベレト「ああ…ん?」
ソティス「『はぁはぁ…や、休ませてくれ…気絶してしまう…』『お前が愛しすぎて無理だ。安心しろ、気絶する暇など与えない』『ああっ…!し、式の日に母になってしまうぅ♪』と…」
ベレト「式より式当日の夜の方を詳細に考えているような…」