カザハナ「よかった…鞘が戻ってきたわ」
ヴェロニカ「スマホスマホ…って充電切れてるうぅ!」
スラシル「私はもう充電から管理までメイドに投げてるけど」
ベルナデッタ「『彼と24時間耐久で愛し合った結果(仮)』『気絶→起こされるで朝までループ(仮)』…よ、よかった…仮原稿が戻ってきた…」
エマ「実体験に妄想をトッピングした原稿だねえ…」
サクラ「あ、あれ…ない…」
エリーゼ「どうかした?」
サクラ「母様からの教えと課題を控えていた覚え書きが見当たらなくて…」

ティナ「ね、ちょっといい?」
ラーラ「どうかした?」
ティナ「『松葉崩し』って何か知ってる?」
ラーラ「ふえっ!?ちょ、どこからそんな言葉を…」
ティナ「なんか返そうと思ってたメモ間違って持ってきちゃって、まあ後で返すけど…で、何なのかな…何かの必殺技の名前とか?」
ラーラ「う、う〜ん…技と言えば技かなあ…?」
ティナ「他にも『十連続尺八』とか書かれてて…尺八って白夜の楽器だよね?音楽の練習のことかな…」
ラーラ「た、多分そうじゃない」
ティナ「あと全然意味がわかんないことも書いてあって…『抜か八』ってどういう…」
ラーラ「そ、そんな紙捨てちゃったら?」
ティナ「えーでも一応他人のものだし…返すついでにその子に聞いてくる」
ラーラ「ちょ…だ、大丈夫なのかな…?」