ベルナデッタとフェルディナントおめでとう。
そしてリーフは一体何処へ行くのだろう…

セリス「姉さん、今月のレポートだけど添削お願い出来るかな?」
ベレス「うん、良いよ。お姉ちゃんに見せてごらん。ふんふん…今でも十分良い出来なんだけどセリスならどうやってその問題を解決するかを考えて書いたらもっと良くなるんじゃないかな」
セリス「僕なりに、かぁ…。資料とかもうちょっと読んでみようかな」
ベレス「面倒だろうけど資料を読んでみると閃くこともあるし、知識にもなる。損は決してないよ?」
セリス「うん」
マルス「姉さん、今回の課題レポートの対策案ですが、姉さんから見たらどうです?」
ベレス「うんうん、良い案だね。ちゃんと資料を読み漁ったりしてるのが分かるよ」
マルス「もうちょっとオリジナリティーがあっても良いですかねえ」
ベレス「それも良いけど指摘されたりしてもある程度は答えられるようにね」
マルス「そこは勿論対策しますよ、それにしてもSウイルス感染者の治療と後遺症の完治を考えて学校が1週間休みになったとはいえ、宿題がちょっと多すぎるよ」
ベレト「とんだ騒ぎだった…本当に4人まとめて食うところだった…」
ベレス「私は後ちょっとで美味しく食べられたんだけど…」
ベレト「教師の身だろう、自重しろ。それにしてもレポートか…はぁ」
エイリーク「溜め息なんかついてどうしたのですか?」
ベレト「いくつか届いたレポートの内容なんだがな…」
ベレス「エルやリシテアもそうだったけど早い子はやっぱり早いね。イグナーツやイングリットやドゥドゥー辺りかい?」
ベレト「あの3人は問題ない。リンハルトの物も非常に出来が良い」
セリス「けど兄さん達の生徒さんに変なこと書くような人っていなさそうだけど」
ベレス「まさか…クロード?」
ベレト「ああ、それとディミトリのもだ…」
マルス「まさかそれってリーフの生態とかですか?」
ベレト「ああ、対策や撃退法がばっちり書かれていてな…だが、リーフの進化速度と前科の多さにも驚いているんだ…」
ベレス「そういえばクロード、ハンネマン先生とルーテさん達でリーフの対策と生態調査もしてたもんね…」
エイリーク「撃退するための除草剤の出来は良いのですが、リーフが早く適応するからイタチごっこ状態なんですよね…」
ベレト「除草剤とかの功ある発明は良いんだが、媚薬やウイルスといった馬鹿げた方面の発明を避けてくれればな…」アタマカカエ
ベレス「結構トラブルメーカーなとこあるもんね。ディミトリの方は?」
ベレト「…KINNIKU淑女の対策と脅威について。特に対策がみっちり書いてあって…」
ベレス「2人とも馬鹿げた研究をというか、妙な研究をというか…」
アイク「まぁ何回か襲われかけたからな…」
エイリーク「…その時のトラウマから来てるものでしょうね」
ベレス「しかも舞台が全部男湯だし…」
マルス「まあ聞いた惨状が本当ならトラウマは確実ですよね…」
ベレト「リーフは勿論だが、エリンシア達にも注意が必要かもな…はぁ」
ベレス「…もしかして私達、生徒達より先に兄弟達の指導を優先した方が良いのかなぁ」