今回のサラ様、ちとサディズムが表出しすぎたかもですが、これでかなりマイルドに修正したんです……


サラ「第14回サランン・レィディオー!」
ンン「また今日も始まったのです」
サラ「そろそろ前置きのネタが出なくなってきたわね! 次回までに何か考えとくわ!」
ンン「普通に始めれば良いと思うのです」
サラ「DJ風とかどうかしら?」
ンン「うるさくなるのが分かりきっているので却下しますです」
サラ「それではお便りコーナー始めるわよ!」


サラ「1通目は、ラジオネーム『クラウディウルフ』……さん?」
ンン「王の話をしそうな声なのです?」
サラ「声優分からないリスナー置いてけぼりなネタはその辺にして、内容行くわー」

『体は最近調子いいけど、何故かうちの弟の背中に六文銭が幻視(み)えるのは気のせいでしょうか
 このまま何も無い事を祈るけど、何か出来る事が有ればアドバイスをお願いします』

ンン「背中に六文銭?」
サラ「真田家の家紋?」
ンン「えーっと……調べても、三途の川の渡し賃の他に、それっぽい話は見つかりませんですが……」
サラ「つまり、死相が見えるって意味で解釈して良いのかしら?」
ンン「多分そうなのです?」
サラ「検索すれば情報出てくるネットって便利ねぇ」
ンン「お年寄りみたいな発言なのです」
サラ「……確認だけど、六文銭に渡し賃以外のニュアンスないわよね?」
ンン「少なくとも、これを書いている人は上の2つしか知りませんですし、調べても見つけられなかったのです。何か元ネタあるかもですが」
サラ「なら良いでしょう。違ったら謝るわ」
ンン「良く言えば潔いのです」
サラ「回答に関しては……そうね、ぶっちゃけて良い?」
ンン「メタはほどほどにするのですよ。……今さら感スゴいですが」
サラ「義弟本人が、何だか『自力で解決する』ことを望んでいるから直接的な手出しは控えているけど、今の兄弟家を本気で敵に回すつもりなら、任天都か他県の軍隊連れて来ないと無理」
ンン「話が大きすぎますです!?」
サラ「竜王家、白暗夜家、ベグニオン、カムイ・グループ、グレイル工務店、イーリス署、ロプト教団、各校の生徒や教師、その他兄弟家関係団体。
   これらを一時的にでも動けなくすることが、紋章町の反兄弟家全てが連合を組んだとして、『まともに争える』最低条件よ」
ンン「改めて羅列すると戦力ヒドイのです」
サラ「だけど、あくまでこれは義弟の戦いだから……横から取り上げるのも……ねぇ……」
ンン「あっちが助けを求めない限り、なのです?」
サラ「万が一のことがないように、備えてはおくけど。
   『ウルフ』さんにも、もしもの時は動けるようにしておく、くらいしか言えないわ」
ンン「念のため、うちでもあまり強くない人の護衛したりしますです?」
サラ「もうやってるわよ? 家の外に出る時は、1人につき常時メイド2人以上つけてるし」
ンン「気付かなかったのです……隠密能力が高すぎませんですか?」
サラ「まさか、同じモブ相手に遅れは取らないわよね、って、メイドたちを励ましておいたわ」
ンン「脅しておいたの間違いなのです」