サラ「広告コーナーが思いの外長引いたわね」
ンン「ほぼ雑談だったのです。いつものことなのです」
サラ「それではそろそろ、お便りのコーナーでーす」
ンン「72-853さん、お待たせして申し訳ありませんです」
サラ「お詫びにンンが水着写真集を出します」
ンン「何を言い出しているのです!?」
サラ「将来育ちそう、という紋章町の意思を受けて急成長したロリ巨乳の水着写真なんて、需要しかないでしょう!?
   訓練ガチ勢で暇さえあれば槍を振ってるのに、筋肉質にならず、程好く引き締まった身体して!
   うわ! ウエスト細っ! 胸柔らかっ! デッカ! トップとアンダーの差いくつよこれ!?」
ンン「やめっ! やめるのです!
   大体! こんな時期に水着なんて着ませんです!」
サラ「横綱家の屋内プール借りれば良いわよ。暖房をつけたら、暑い暑いって文句言う人いそうだけど」
ンン「はぁ……はぁ……ようやくセクハラから脱け出せたのです。
   それにしても、ニフル出身の人の感覚は、どうなっていますですか」
サラ「今年の冬は暑いって、アイス屋に冷房つけようとしたらしいわね。スポンサーに止められて渋々諦めたそうだけど」
ンン「カムイお義姉さん、見えないところで多忙なのです……。
   で、いつになったらお便り紹介するのです?」
サラ「忘れてたわ」
ンン「早く済ませるのです」
サラ「はーい。それじゃあ1通目は、匿名女神さんからのお便りー」

『………我の頭が固いのか、他の神々が奔放すぎるのか…一夫一妻しか認めぬ我が教義はいかんとミラが言ってきた…人間に聞くのもなんだが…そなたらはどう思うか?』

ンン「うちに聞くのが間違っている気がしますです」
サラ「別に、一夫一妻が悪い、とは言わないけど。他所にまで強制するならアウトよね。
   信者が暴走しないように、手綱はしっかり取ってね」
ンン「他の神々が奔放すぎるというのは、何も言えませんですが」
サラ「そうね。我が家の様子を見ると……特に、長年そういう欲から離れていた、たがが外れた方の竜神様が……」
ンン「個人……個神? を特定させるのはやめるのですよ」
サラ「やっぱり、竜だから欲も強いのかしら?」
ンン「風評被害なのです!」