ヒーローズでエキドナさん召喚できた
嬉しい、だから書く

エキドナ「よぅ、ここが兄弟家かい?」
エリンシア「はい、そうですけれど、どなた様でしょう」
エキドナ「あたしはエキドナ。この家に開拓の達人がいるって聞いてね。いろいろ意見貰いたくって尋ねてきたんだ」
エリンシア「するとあなたも村づくりなさってる方なのですわね。ちょっと待っててくださいね」スタスタ ガラッ

エキドナ(物凄い森の奥深くに一人で村を切り開いた…どんな奴なんだろうね。村の方に行ってみたけど森に迷ってたどり着けなかったよ…)

ガラッ
エキドナ(ん、さっきのお姉さんがそいつを連れてきてくれたかな)

リーフ「あなたのリーフです!村づくりのイロハなら僕にお任せ!どんな悪環境の場所でも生き延びられるサバイバル生命力を伝授します!」
エリンシア「リーフちゃん。リーフちゃんの事は呼んでいませんわ。あとその生命力は他の方は習得不可能ですわ」
アルム(リーフの存在感にかき消されて僕の姿が消えていく…)
エキドナ「……その葉っぱじゃないよな…悪い。どこにいるんだ?」
エリンシア「リーフちゃんの隣です。隣…リーフちゃんがいたのではわからないかも知れませんね。ちょっと向こうに行っててください」
リーフ「そんな!頼れる姉御肌おねいさんとお近づきになるチャンスなのに!」
エリンシア「窓からボッシュート!」
リーフ「コノヒトデナシー!」
アルム「こ、こんにちは…僕に聞きたい事があるって」
エキドナ「葉っぱが退場したら見えるようになったよ…噂どおり影が薄いんだな。あんた」
アルム「影が薄いのに人の噂にのぼるってのも不思議だけれど」
エキドナ「違いないね。聞きたいのは村づくりの事なんだ。アドバイス頼めるかい?」
アルム「うん、構わないよ。それでどういう村なのかな」
エキドナ「図面持ってきたからこれを…あたしが作ってるのは西方三島の海辺の村でね」
アルム「海辺かぁ…僕が作ったのは山奥だから参考になるかなあ…仕事はやっぱり漁業が多いの?」
エキドナ「ああ、そうなるね。あんたは専門外かも知れないけど、聞きたいのはそこじゃない。塩っけに強い農作物が無いかってね」
アルム「あ…なるほど。離島じゃ作物を輸入だけに頼ったら、いざ輸入が止まったり…とかあるものね。魚だけ食べるわけにもいかないし」
エキドナ「そういうことだね。そこんとこをいろいろ教えてほしいんだ」
アルム「それならトマトかな。塩害にも強いし海辺の農業にお勧め。ただ現地も見てみないと…案内してもらえる?」
エキドナ「ありがたいねぇ!さっそく行こう!」

スタスタスタ

エリンシア「…お二人ともとても熱心でセリフを言う隙もありませんでしたわね。ふふ、アルムちゃんは本当に根っからの開拓者なのですね」

と、いうわけで時々西方三島に出向くアルムの姿が見られるようになったという
いや、目立たないのであまり見えないかもしれないが
アルム村に戻る時に村では手に入りにくい海魚をお土産にもらってきて村人たちに喜ばれたとか