亀ながら>>459便乗

黒鷲の学級

ベルナデッタ「舞踏会……広いホールで人に囲まれて注目されて踊る……引きこもりには難易度高すぎるイベントだよぉ……
       参加拒否したいけど全員参加義務だしなぁ、踊る相手も居ないのに……でももしエフラムさんと踊れるのなら、それだったら……ま、儚い希望……だよね」

ドロテア「エーデルちゃんほどじゃないにしても同性ペアで踊れないのは残念ね、グリットちゃんやペトラちゃんと踊りたかったわ」
ペトラ「ダンス、ドロテアと踊る、希望、してました」
ドロテア「とは言え、学園の方針だし文句は言えないわ、私もお相手見つけないとよね。
     フェル君か、リン君辺りにでも声かけてみようかしら、ペトラちゃんは?」
ペトラ「私も、声、かける、します……カスパル、或いは、イグナーツ、誘える、しますか?」
ドロテア「ペトラちゃんなら可愛いから誘えば受けると思うわよ」

青獅子の学級

イングリット「舞踏会は男女ペア……ですか、これではドロテアからのお誘いもありませんし、私ではそのようなきらびやかな場は似合いませんし、何とか休めないか……」
フェリクス「おい」
イングリット「あ、フェリクス、御用ですか?」
フェリクス「今度の舞踏会だ、正直興味は無いが学校行事故に出ろ等と言われたからな、お前に相手の声をかけたんだ」
イングリット「そうなのですか、なぜ私に?」
フェリクス「率直にいえば他に思い付かなかったからだ、身近な女などそう多くないのでな」
イングリット「確かに、そんな感じですね、まぁ私も相手に困っていたので、お受けしますよ」

アネット「あぅ〜、メーチェと踊りたかったよぉ」
メルセデス「私もよ、でも学園の決まりだし仕方ないわ」
アネット「そうだね、仕方ないかな、なら相手探さなきゃ、誰が良いだろう?」
アッシュ「アネット」
アネット「あ、アッシュ、どうしたの?」
アッシュ「良ければ、今度の舞踏会、僕と踊って頂けないかと思いまして、声をかけたんです」
アネット「あ、そうなんだ、良いよ、私も相手を探してたとこだから」
メルセデス「良かったわね、アン……さて、私は誰にお願いしようかしら、あ……」
イエリッツァ「…………」
メルセデス「あ、エミ……じゃないわね、イエリッツァ先生、今良いかしら?」
イエリッツァ「む、メルセデスか、どうした?」
メルセデス「今度の舞踏会、私と踊って貰えないかしら〜」
イエリッツァ「俺とか、お前の仲の良い相手は……そうか、学園の規則だったな……まぁ他の男と踊るよりは……」
メルセデス「どうかしら?」
イエリッツァ「まぁいい、元々興味なかったが教師故に出ろと言われてたからな、相手に困ってた」
メルセデス「ありがとう、よろしくね?」
イエリッツァ「ああ」

金鹿の学級

リシテア「はぁ……舞踏会は男女ペア原則ですか、エーデルガルトと踊れるなら出ても良かったのに、でも参加必須だし……」
クロード「おー、リシテア」
リシテア「なんですかクロード」
クロード「なぁに、ボッチのリシテアちゃんが寂しがってるんじゃないかと声をかけにな」
リシテア「ボッチって、余計なお世話ですよ! それに子供じゃないんだから、こんなことで寂しがりませんから」
クロード「なら良いんだけどよ、まぁこれが本題なんだが、舞踏会、俺と踊らないか?」
リシテア「はい? 何で私と、あなたなら引っ張りだこでしょうに」
クロード「いやー、ヒルダやレオニーなんかはベレト先生の所に言ったし、マリアンヌはいつの間に仲良くなったやらディミトリに誘われて行ってたんだよ」
リシテア「なんだ、あなただってボッチなんじゃ無いですか」
クロード「まぁそうとも言うかな〜? で、どうだ?」
リシテア「良いですよ、今から探すのも大変ですから、あんたで妥協してあげます」
クロード「素直じゃないねぇ」