ベルクト「ぬうっふっふ、やはり叔父上は俺に期待しているのだな。ガルム=マクに留学せよとは…エリート貴族たるこの俺に学歴まで加わればまさに完全無欠だ!ぬはははははははは!」
ベレス「はいそこ、授業始めるから静かにね」
ベルクト「まあ待て。その前に一つ気になる事があってな」
ジェミー(あのバカボン、なんかやべーことほざく気じゃ…)
ベルクト「この俺が留学してきてやったというのに、なぜ級長が俺に変わらんのだ」
エーデルガルト「……は?」
ベレス「……へ?」
ベルクト「俺が入ったからには俺が級長だろう。そういうわけだ。さっさとその座をこっちによこせ」
エーデルガルト「…あ、あなたねぇ……」
リシテア「なんなのですかこの常識外れのおバカさんは!」
ベルクト「な、なんだと!? いうに事欠いてバカとはなんだ!」
ジェミー(うっぜぇ……けどあのアホが騒ぎ起こせば授業潰れるかなぁ)
モニカ(この機になにか引っ掻き回してやりたいけど…炎帝が居るんじゃ無理かも)
ベレス「ん〜〜…じゃあ級長決定戦といこうか」
エーデルガルト「おk、任せておいて」
ベルクト「ふん、なんでも来い。受けてやろう」
エーデルガルト「じゃ腕相撲で」
ベルクト「はっ、女だとて加減せんぞ」
カスパル「そんじゃ合図すんぜ。組んで…ファイッ!」
ベルクト「くっくっく、軽くひねって…」
エーデルガルト「ふんっ!」ボギン
ベルクト「んぎぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ腕が、腕がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ドロテア「もう、無茶するわねぇ。エーデルちゃんに力で挑むなんて…はいライブ」
エーデルガルト「これが級長の力よ。またいつでも受けてあげるけど今は授業に集中なさい」
ベレス(自分より実力ある者に囲まれてもまれていれば何かを学べるよね)