ベルクト「あの地味野郎に差を付けて格の違いを思い知らせるにはどうしたらいいか…俺は考えた」
フェルナン「はぁ…どんな事をでしょうか」
ベルクト「ふふん、聞いておどろけ。それは教育だ!我がベルクトシティーにガルグ・マクの分校を誘致して優秀な市民を育てるのだ!」
フェルナン「本気で言ってます?」
ベルクト「当たり前だ。あの地味野郎の村は生徒一人のしょっぱい分校があるだけ。差を付けるならここだろう!フハハハハ!」
フェルナン「…こっちも10人かそこらしか住民いないんですが…学校だけあっても生徒がいないのでは…」
ベルクト「あればそのうち集まってくるだろ。細かい事は後から考えればよい。では誘致に行ってくるぞ。うわーっはっはっはっは!」
フェルナン「行っちゃった…止めればよかったのでしょうか…ローソンやマッケ誘致して断られた時と同じ展開になりそうですが…」
リネア「いえ、この際やりたいようにやらせて差し上げればよいかと」

ベルクト「と、いうわけだ。俺は寛大だから一か月くらいは待ってやってもよい。教師と施設を用意して分校開く準備をしろ」
レア「いきなり押しかけてきてなんなのですかこの無礼者は」
セテス「あー…君、急にそんな事を言われても困るわけだよ。うちの学校はセイロスだし、ドーマ様のおひざ元のリゲルにってなるとドーマ教団の人たちも困るだろう」
ベルクト「なんだと!この俺が誘ってやっているのに断るというのか!」

ジェミー「くっそだりい…いつまで留学させられてんだアタシ…クレアがペガサスで送り迎えしてくれんのはいいけどさぁ…あ?あん?会議室でなんか騒いでる?…ちょっと立ち聞きしてみっか」
ベルクト「ええい話の分からん奴らめ!ドーマの連中には俺から話しをつけてやると言ってるだろうが!」
ジェミー「うえ、この声……あのバカボンじゃん…こんなとこまで出張ってるんだあのバカ…」
ベレス「ふんむ、立ち聞きとは行儀がよくないね」
ジェミー「うわっち!?いきなり後ろに立つな!?」
ベレス「?」
ジェミー「そのバカでかい乳が後頭部にあたり…あ、あー、なんでもねぇし…っつーかあいつ、あんたの弟の…アロマ…なんつったっけ…そいつの友達(?)だよ。なんとかしたら?」
ベレス「アルムね。アルム」しゃきーん
ベルクト「ふぐっ!?」
ベレス「それ」シャラララララ
ベルクト「ぬわー!?」
セテス「天帝剣伸ばして引っ掛けて引きずっていった…」
レア「手を焼いてましたし助かりました…」