サラ「ふむ……」
ンン「何を企んでいますですか」
サラ「あら失礼ね。月末のハロウィンパーティーの予定を組んでいただけなのに」
ンン「普段の言動を見直すのですよ」
サラ「人数も多いし……みんな、知人友人も呼びたいでしょうし……」
ンン「……必要なら、会場の準備とか、おじいちゃん達にお願いしてみますです」
サラ「助かるわ。ついでに、ガロン義父様におねだりする時にも手伝ってあげて。孫の頼みなら大喜びしてくれるから」
ンン「目に浮かぶのです……。ロプトの人達には声をかけないのです?」
サラ「教団の総力を挙げさせるに決まっているでしょう?」
ンン「あ、はい」
サラ「いっそのこと、義兄様義姉様やその知り合いも呼んでみましょうか」
ンン「何人集める気なのです。全員集まったら百人超えますですよ」
サラ「みんなの衣装も用意して……イドゥン姉様とかネフェニー姉様に露出度高いの着せたいわね」
ンン「物凄く恥ずかしがるからやめてあげるのです!」
サラ「バカね。恥じらうからこそ良いのよ。ンンの分も期待してなさい」
ンン「着ませんですよ!? 着ませんですからね!?!」
サラ「大丈夫。何だかんだ言いつつ着て、兄様に褒められてデレデレになるから」
ンン「いつもの流れ、みたいに言うんじゃありませんです!」
サラ「いつもの流れでしょ?」