ベレス「本日は生物の授業をします。紋章町には多種多様な生物が独自の生態系を築いています」
ベルナデッタ「独自っていうと魔物とかです?」
ベレス「うん、そう。ビグルとか」
リシテア「アンデッドも生物に入るんでしょうか」
ベレス「そう、そういう風に疑問に思った事をなんでも聞いてね」
カスパル「お、それならさ。俺気になってた生物がいるんだ。教えてくれよ先生」
ベレス「うん、なんでも質問して。どんな生物?」
カスパル「リーフってどういう生き物なんだ?」
エーデルガルト「ち、ちょっと!それは師の弟でしょ!人間よ人間」
カスパル「えー、うっそだろ。だって俺、スライムに変化してナンパしてるの見かけたぞ。花粉を蒔いたって噂もあるし。そいつが人間のわけないじゃん」
ベレス「…それは…えっと……い、一応人間…の…はず…?」
カスパル「え、もしかして先生もよくわかんねえの?」
ベレス「!?!?!?!?!?」


ベレス「………orz」
ソティス「の、のお…落ち込むのもわかるが…」
ベレス「生徒の…生徒の質問に満足に答えられなかったよ…こんなんじゃ先生失格だよ…」
ソティス「あの葉っぱとかいう小童は何千年も生きておるわしの知識にもいないタイプじゃ。お主がわからんでも仕方ないのじゃ」
ベレス「わからないままにはしておけないよ。次の生物の授業までにリーフの生態を解明してみせる」
ソティス「お…おう…そうか…」
ベレス「たしかリーフは発電事業とかでルーテさんの世話になってたね。あの人なら何か研究を進めているかも」
ソティス「参考にはなるかもしれんな」