マンフロイは複数の目的を一度に達成することで後半の磐石な体制を作ったんだよ
まずロプトウス降臨の器を作るためのマイラの血筋の男女確保
ただ器作るだけなら近親繰り返させる手もあるが総掛かりで潰されるだけだし子供狩りなんかもできない
だからクルトの娘でありつつもマイラの血を引くディアドラとアルヴィスを結婚させる事でグランベルの王権を奪う
子供狩りの為にも征服地域を増やしたいのでアグストリアやシレジアやトラキア半島への介入は遅かれ早かれ必要
だからアルヴィスの種だけからロプトウスの器作っても実権ついてこないから意味が薄いのでしないし
シャガール煽ってアグストリアは潰すしシレジアの内乱には介入して兵力削ぐし
後から反逆されないようにランゴとレプは始末させた上で
「アルヴィス皇帝による恩赦」でドズルとフリージの公家存続を許して完全に手駒にするんだよ

多少歯車狂ったところでマンフロイはこの計画の根本を変えないだろう