9月28日、PL第6節
vsエバートン(A)
9月最後の試合はモイーズの古巣、エバートンとのグディソンパークでのアウェイゲームだ
モイーズがスタジアムに姿を現すや、トフィーズサポは温かい拍手で歓迎をする

フォーメーションは433
4日前にヴィラとカップ戦を戦った時に途中から採用した陣形だ
格上相手に通用するかは未知数であるが、現状最適なフォーメーションがこれなので継続して採用する形だ
対するエバートンはオーソドックスな4231
ロベルト・マルティネス率いる新生トフィーズはルカクを軸とした、連動性が高く攻守の切り換えの早さが持ち味のサッカーを展開してくる
そして試合は開始4分に動く
ベン・アルファからボールを奪取したベインズが対角線にいるミララスに速いロングボールを送る
これを受け取ったミララス、ファーストタッチだけでサントンを軽くかわし、内にカットイン
シュートかと思わせておきながら左アウトサイドで中央にパス
そのパスにバークリーがダイレクトで強烈なシュートを放つ
クルルも反応できず、トフィーズが先制
しかし、ニューカッスルも先制に気落ちすることなくすぐに追い付く
11分、ドリブルでベン・アルファがペナルティエリア深くまでドリブルで切れ込みクロス
マイナスのグラウンダークロスはファーサイドに走り込んでいたグフランが押し込み同点
更に前半終了間際の45分、レミのミドルシュートのこぼれ球に反応していたグフランがこの日2点目のゴールを叩き込む
逆転に成功し、後半へ折り返す

後半51分、ムサ・シッソコが空中戦の競り合いから左膝を打撲し、負傷をしてしまう
戦術上のキーマンの負傷により、やむなくフォーメーションの変更を強いられてしまう
代わりに入ったルーク・デヨングをトップ下に置き、レミを1トップに据えた4411
開幕戦であるシティ戦で機能したこの陣形は完全にカウンター仕様のフォーメーションなので、リードしているこの状況ではムサ・シッソコの負傷退場は幸運だったのかもしれない
そして変更後はやはりカウンターが次々と決まる
最大のチャンスは69分、ライアン・テイラーのロングフィードをルーク・デヨングがトラップせずにバックヘッド
オフサイドラインぎりぎりで抜け出したレミがこのフリックに反応しそのままドリブル、キーパーとの一対一へ
しかし、レミのコントロール性のシュートは名手ティム・ハワードが腕を目一杯伸ばしなんとかセーブ、追加点は奪えなかった
その後もエバートンの猛攻を耐え凌ぎつつロングカウンターを狙うという構図がしばらく続いたが、スコアは動かずゲームは次第に終了へと近付いていくのであった
焦るエバートン、耐えるニューカッスル、落ち着きのないモイーズ、そして固唾を呑み見守るトフィーズサポーター
時間は刻一刻と過ぎ去り、勝利に近付くマグパイズであったが、89分
アニタがボックス手前でエリア内に侵入するバークリーを後ろからスライディングで倒してしまう
警告はイエローで済み、判定はFKであったが、キッカーは長きに渡ってトフィーズを支え続けてきたキャプテン、レイトン・ベインズだ
短めの助走をとり、左足を振り抜く
ニアを狙ったボールは壁の上を過ぎてから急激に沈み、枠内へと向かう
クルルも指先で触れるが、ボールは勢いを失わずネットを動かす
同点に追い付き、キャプテンが咆哮する
試合はそのまま2ー2のドローで終了
結果だけ見ればグディソンパークで引き分けは上々であるが、最後の最後で追い付かれてしまった後味の悪いゲームとなってしまった
MOMは2ゴールを挙げたグフラン

試合後のインタビュー
モイーズ「久しぶりに足を運んだがやっぱりここの雰囲気は最高だね、サポーター達も拍手で出迎えてくれて嬉しい気持ちにさせてくれたよ
…試合?ああ、そうだったね(笑)強豪相手にアウェイで引き分けたんだ。なにも悲観することはない」
とか言ってたとかなんとか

9月はこれで終わりです
得点力不足に関してはフォメ変更後は目に見えて結果に出ているのであまり気にしてないです
問題は中盤の質ですね
リアルでもキャバイエが抜けた穴を埋めずにシーズン後半を戦っていたので、司令塔不在は後半戦の成績を見ても結構響いてますね
アニタも悪くは無いのですがやはり中長距離で精度の高いパスを出せる選手が欲しいです
まあ、無い物ねだりをしてもしょうがないので後釜に関してはシーズン終了時にまた考えます
10月は20日に現在首位のリバプール
更に29日にはキャピタルワン杯4回戦でまたまたトフィーズとのゲームがあります

現在のリーグ順位、13位
1勝4分け1敗、勝ち点7
6試合4得点4失点