こないだ越後湯沢に雪下ろしに行ってきたが、
音楽は何も持っていかなかったのに脳内では聖剣2の曲がかかりっ放しだった

夜行バスに乗って旅立つ時は「天使の怖れ」、
漆黒だった夜空が雪国特有の紫がかってくると「暗黒星」、
三国峠に差し掛かる頃、一面の銀世界に突入するともちろん「ねがい」
帰路、雪が消えて次第に空が明るくなる時は「翼はもうはばたかない」

雪国への旅には聖剣2の曲がよく似合う
「熱砂〜」でさえ、吹雪の中17号を宿の健康ランドへ歩く時にかかってた

でも、
札幌で時計台を一人宿を抜け出して見に行った時、
青森で特急「白鳥」に乗るべく真っ暗な夜道を歩いた時、
雪の夜の街を歩いている時に、いつも右から左、左から右にと頭の中いっぱいにかかる曲が一番印象に残る

それが「浄夜」

降りしきる雪と音の一切ない世界にあのメロディは恐ろしいほどシンクロする

(「八点鐘」が似合う景色があるなら、それは零下40℃のダイヤモンドダストの世界かもしれないね)
チラシの裏スマ