〜〜コーエーの落日〜〜

昔は面白いゲームを作ろうと徹夜しても頑張れる職人が名作を作り上げていた、それがコーエーの強力な存在理由だった。
信長の野望、大航海時代、三国志などなど‥人々の心を震わせ趣味の一つとして確立。知識を深め夢のような自己実現をゲーム内で果たしてきたファンにとってはなくてはならないものになりつつあった。

しかし近年課金スマホゲームがブームになるとコーエーの幹部もゴミのような安価制作の課金ゲームを数多く出す事で莫大な利益を上げ球団まで持つようになったゲーム後進他社を垂涎の的として見るようになり業務も課金ゲームを主流にしていく流れとなった。


そして職人は絶滅した‥


課金ゲーム業界も飽和状態になりブームにもかげりが見えてきた所でコーエーに残されたものは‥

ハリボテと化した人気シリーズ、新作を出すたびにファンの失望は増していく‥何しろゲームを作る上で面白さを追求するという考えの者はいない、いかに売上を伸ばすか、これしか考えていない。 
後の事など考えない、自分の成績さえよければよいというサラリーマンゲーム制作者しかいないのだ‥


昨年末に出した信長の野望 大志。

パソコン版、スマホ版と同仕様として作り一石二鳥の売上倍増プラン。更にスマホ版は買い切り制にして万一売上が悪くても課金オプションで売上をカバー出来るという保険仕様。
プロモーションビデオと顔グラフィックには力を入れてとにかく売上を取る作戦は理にかなっていた‥

しかし期待して買ったファンの泣き寝入り状態は新作が出るごとに増していく‥今年に入り三国無双8が発売されたがあまりの駄作に毎度のスレ荒れ状態である。

もう‥作ろうとしても作れないのだ‥


職人はいないのだから。


   コラム風に書いてみました