孫晧:呉の人臣に恐れられる暴君。元々は聡明な青年だったが、父・孫和の死がトラウマとなっており次第に恐怖政治を敷くようになる。狂気に侵された多重人格的な面も持つ。
陸抗:滅亡へと向かう呉を支える憂国の士。暴君・孫晧に嘆くも、父を政争によって死に追いやられたという共通点を持ち心情に理解を示す。陸家と孫家、どちらの血にも誇りを持つ。
張悌:呉最後の丞相。主君を諌めることが出来なかったことを恥じており、最終決戦では死に場所を探すかのように奮戦する。
沈瑩:末期呉最強の精鋭部隊・青巾兵を率いる将軍。刀と盾で武装した青巾兵は、海軍特殊部隊のようなイメージに拡大解釈。
吾彦:貧しい出自だが、陸抗に目をかけられ後に建平太守にまで出世。素手で猛獣を倒す腕力と冷静な分析力を持つ。
 長江を流れる木屑から晋の艦船建造を察知する。また最終決戦では城を守り抜き孫呉の将兵の最後の意地を見せる。