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お願いでち、ごーやと赤ごっぱちゃんを鎮守府に入れてくだち
もう一週間も何も食べてないんでち、何でもするから助けてくだち…

鎮守府の正門が何やら騒がしいので来てみると、野良のゴーヤと子供が入れてくれと門の前で騒いでいた。
どうせどこかの軍施設から追い出されたか逃げ出した出来損ないが食い詰めて救いを求めに来たのだろう。まあよくあることだ。
普段なら憲兵を呼ぶかその場で射殺させるかのどちらかだが、たまたまこの日は私の機嫌が良かったのと、
こいつらで何か面白いことができないかと考えたので鎮守府に入れてやることにした。
同僚の提督や秘書艦娘は私の行動に怪訝な顔をして、今すぐ追い出すべきだと主張したが適当な理由を並べて跳ね除けた。
どうせ彼らは知らなくていいことだ。
ゴーヤ親子はこれで助かったと無邪気に喜んでいるが、これから待ち受ける運命を知った時どんな顔をするのか
私は楽しみでたまらない。


とりあえず続きます