ゴーヤを捕まえて奴隷にするために鎮守府内部の緑地に行く。
しばらく歩くと、一本の木の根元に大きな穴があるのを見つけた。
穴の前でしばらく待つと中からゴーヤがぞろぞろと出てきた。ゴーヤと子ゴーヤがそれぞれ二体ずつだ。
一番体の大きなゴーヤが私の目の前に立つと両手を広げて「デチィッ、チィッ」と鳴き声を上げた。
これ以上近づくなと威嚇しているのだろう。私は手に持っていた大きな石を振り上げると即座にゴーヤの頭に叩きつけた。
ゴーヤは「デヒャッ」と間抜けな声を出すとうつぶせに倒れて動かなくなる。一部始終を見ていた残りのゴーヤ達はパニックになり、
ゴーヤが子ゴーヤ二匹を両脇に抱えて逃げ出すが、短足の珍獣のこと、すぐに追いついて後頭部を殴ると子ゴーヤを放り出して地面に転がった。
「珍獣ども、死にたくなかったら指示に従え。お前たちは今日から当鎮守府の奴隷だ」そう言うとゴーヤ達はぶるぶると震えて泣き出した。
子ゴーヤの一匹は失禁までしている。その姿が気に入らなかったので子ゴーヤの髪の毛をつかんで持ち上げると地面に叩きつけるのを何度も繰り返した。
「デチイイイ!」ゴーヤがひどいことをやめてくれと懇願するように足に縋り付いてきたが、それも蹴飛ばして子ゴーヤをいたぶり続ける。
しばらくすると顔中が腫れて血まみれになった子ゴーヤがゲロを吐いたのでここでやめることにした。
子ゴーヤ二匹は縛り上げてリュックサックに入れ、ゴーヤには首輪をつけて引きずっていく。
こいつらにはデコイやオリョクル、それに鎮守府中の掃除や家事全てをやらせよう。
しばらく楽しい毎日になるだろうなと私は思った。