【そう簡単に】アルカナハートのフィオナ 3 【折れません】
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__.、ー'iヽ,_ __lミ!__
.v '´ ⌒ヾ>.≦≧/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i!(((,ハハリ| ! ! :| |
゙;o.(!゚ ヮ゚ノ!' ! ! :| < 狩りの数だけ絆があるんですっ!
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fん゙缶ヽ ! V i .\_____
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アルカナハートのフィオナは大剣メイドカワイイ 2
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アルカナハートのフィオナは大剣メイドカワイイ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1218382543/ フ「・・・・・・」
ミ「フィオナ、どうしたんだい?少し元気がないようだけど・・・」
フ「あ、お姉さま・・・。・・・ちょっと、物質界のことを思い出していて」
ア「なんだベソかきメイド、物質界に行きたいのか?ならそう言えばいいじゃないか」
フ「それも、そうなんですけど・・・。実は、サキちゃんの誕生日が近くって、それで」
ミ「サキ・・・廿楽冴姫、フィオナの大切な友達の誕生日を祝ってあげたいんだね」
ア「次元の歪みなんて私とミルドで簡単に作れるのに・・・なに落ち込んだ顔してるんだよ」
フ「はい・・・。その、サキちゃんへのプレゼント、どうしようかなって思って・・・」
ア「プレゼントなんて、相手を祝う気持ちがあればなんだっていーんだよ」
フ「そうなんですけど、それで悩んでるんですよぅ・・・」
ミ「ん・・・。そうだね、ここ・・・聖霊界にしかないもので、プレゼントを作ってあげたらどうかな?」
フ「聖霊界にしかないもの・・・?」
ア「おーミルド、良いアイディアだな!流石は我が妹だぞ♪」
フ「聖霊界にしかないもの・・・どんなものがいいでしょうか・・・」
ア「それを今から探しにいくんだよ。よし決定!我らがアンジェリア探検隊は、誕生日プレゼントを求め出発するぞ!いじょ♪」
――数日後
は「冴姫ちゃん、お誕生日おめでとーっ♪」
冴「はぁと、ありがとう・・・でも、やっぱりちょっと恥ずかしいわね・・・」
は「なに言ってるの冴姫ちゃん、冴姫ちゃんのための大切な日なんだから、もっと元気出していこうよ!」
は「それとね、今日は冴姫ちゃんのために、ケーキをつくったの!私からのプレゼント・・・愛情超特盛りだよ♪一緒に食べよっ☆」
冴「ええ・・・。なんだか、はぁとと一緒に誕生日を迎えるのって・・・久しぶりね」
は「そうだね。前まではずっとイギリスにいたんだよね・・・。イギリスでは、誕生日はどうしてたの?」
冴「ステイ先の家族の皆と・・・。・・・フィオナも、一緒に祝ってくれたわ」
は「あ・・・・・・。そっか・・・ごめん、冴姫ちゃん・・・」
冴「ううん、はぁとが謝ることなんてないわ・・・。それに私、諦めたりしないもの。絶対にフィオナを人間に戻してみせる」
冴「そして・・・今度は私が、フィオナの誕生日を祝ってあげたいの」
は「うん、そうだね・・・。私も協力するよっ!今度はフィオぽんも一緒に・・・ねっ♪」
冴「はぁと・・・。うん・・・ありがとう・・・」
――夜
冴(・・・そういえば、フィオナのいない誕生日も・・・久しぶりなのね)
冴(フィオナ・・・待っていて。私は、絶対に諦めないから・・・)
冴(・・・・・・)
フ「はぅ・・・サキちゃんのお誕生日には間に合ったけど・・・もうこんな時間になってしまいました・・・」
フ「やっぱり、サキちゃんもう寝てる・・・。もうすぐ日付も変わるし・・・。ごめんねサキちゃん。今年は一緒にお誕生日を祝えなくって・・・」
フ「プレゼントだけでも置いていくから・・・。・・・お誕生日、おめでとう。・・・・・・サキちゃん、またね」
――翌朝
冴(もう、朝・・・。はぁ・・・なんだか、フィオナの夢を見ていたみたい・・・)
冴(・・・何かしら?プレゼントの箱と、手紙・・・?昨日の夜は、無かったはずだけど・・・)
『サキちゃんへ。お誕生日おめでとう♪
ほんとは、サキちゃんと一緒にいたかったけど・・・サキちゃんへのプレゼントを作っていたら、ちょっと時間がなくなっちゃった・・・ごめんね。
サキちゃん、身体に気をつけて、元気でね。私、まだ諦めてないよ。いつかまた一緒に学校行ったりしようね。
追伸 私と、お姉さまと、お姉さまのお姉さまと一緒に作ったプレゼント、置いておくね。
お姉さまも、お姉さまのお姉さまも・・・サキちゃんのお誕生日、一緒に祝ってくれたんだよ。
気に入ってもらえたらうれしいな・・・
フィオナ・メイフィールド』
冴「フィオナ・・・。やっぱり、来てくれていたのね。・・・ありがとう」
冴「フィオナからのプレゼント、私・・・一生大切にするわ。そして・・・約束、絶対に叶えてみせるから」
は「冴姫ちゃん、おっはよーっ♪」
冴「おはよう、はぁと」
は「あれ・・・冴姫ちゃん、すごく綺麗なブローチ着けてるね。なんだか、不思議な感じがする石・・・」
冴「ええ・・・聖霊石のブローチよ。・・・昨夜、フィオナがプレゼントしてくれたの」
は「そっか・・・フィオぽんも、冴姫ちゃんの誕生日、お祝いに来てくれたんだ。・・・冴姫ちゃん、良かったね」
冴「・・・うん」
ア「なぁんだ、ベソかきメイド。結局プレゼント置いてきただけで帰っちゃったのか」
フ「はい・・・でも、今はあれだけで・・・いいんです」
ア「・・・そっか。じゃあ気を取り直して、アンジェリア探検隊は聖霊界の探索を再開するぞ♪ベソかきメイドはいつもどおり荷物持ち!いじょ♪」
フ「はわぁ!?お姉さまのお姉さま!待ってくださ〜い!」
いじょ。誕生日関係ないのに誕生日ネタとかいわないで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています