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【東方】魂魄妖夢はみょんみょん可愛い
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0001名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/03/25(木) 17:41:58ID:tXdArxFq0
なかったので
        _,,..、_  __,,,,...,,,,__
    r--、r「::::::::::|7´       `"'' 、
    `ヽ;::::ヽ::::::::!'_,,,,...,,,__       `ヽ.
      >'>'"´ ̄    `"'' 、      ':,
     / /  ,  ,  ,     `ヽ.     ',
     ,' .,'   / /l  ハ   i ;  ,  ',    i
     i !  ,' ハ | / |  ./l !  !  ,.ゝ   |
    ノ ,i   ! 'ァr''、,!_ !__/、!_ハ-‐!  !/    |
   く_,.ヘi_/ ハ` ゞ┘   ,-r'-‐=ト、ノ!   ! |
      ノ   .!"   ,    ゞ-''´ ハ/   ! / ,,. -─- 、,
     く,/i !ヘ、         ",/ i  ,ハ/, '       `ヽ.
       レへ/_.>、, ` _,. .イ/  ハ/ ,:' ,.へ.       ',
         ,:'´ /:/ i ̄/ |::/__/´ `ヽ./:/        !
.\       i   ,':::::!}><{、_」:::/      Y         ,:'
\ \   rイ  i:::::::i/::::::::::::::i       ヽ.  、.,,___,,..: '
  \ \/〉i_、___!::::::i::o::::::::::::,イ        〉 ,'
    >',ァ'"ヽ、、. ,!::::::!:::::::::::::::::`i、__rヽ-、_  ノ  !
  〈/i '´ ,、);::::::::ハo:::::::::::::::::7   ./-'     ',
     ,ヽ._ y'"⌒ヽ、!::::::::::;:イ/    /  ヽ.    i
     !、___ハ._/、, _, `"´  ̄ `   ,イゝ   )  ノ
0132名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/16(木) 16:55:14ID:yFJTqV3A0
     __,ヘ_ ,. -──- 、,
    ri::::;ヘ>===- 、 `ヽ.
    7〉' ,  , ハ 、 `ヽ  ',
    i i /_!,/ィ」 L、!_ハ_i ', i
     |_i__!イ'T,j   'T_,T!_ハ! |
      ! 7i"      ",!l | |
   .  | i l>.、.,_` _,,.イ! /l |      __
     ヽ!ヽヘレくレ'/レ'ヽ!' /〉 , '"´  `ヽ.
       /7}><{/:::/^ヽ.くx'/ /  ´・ ω・`!
      r〈/::::Y::::t::k' _,.ィ'×、> ,'       ,' 
      / k:::::i::::::::::i'´ !/ /      , '
   .ヘ、//::`7::T::: ̄!  |、 ,'      /
   `>'::::::::/:::::::::::::::::::!  |::ヽ.   , '"´
   rくe::::::/::::::::::i:::::::::::し_ノ::e::>、'
   ヽニヽ7ニ二ィ_T__ハ_7イノー'´〈
     `ゝ、_rン ^ヽ、_r、,ノ  `ヽi
      ,.イ--!   Y i、
     (二'ン'    〈'二_'〉
       ̄       ̄
0134名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/17(金) 09:52:20ID:UxB+v4x9O
コイツあんまり好きじゃなかったけど
非で自キャラとして使ってたら可愛く見えてきた
今はレート1800だ
さあ、二人で2000を目指そうね、妖夢ちゃん!
0135名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/17(金) 11:27:10ID:cRGJ8BbA0
           _r-、
        _r‐-'´::|:::/───- 、.,
       く:::\:::::::|/-───- 、  `ヽ.  /)
 (\   /\__」'         ヽ.  ' ,
    。,.'  ./  /          ':,   ',  つ
 ⊂  /  / /__ ! ,ハ  ハ.ー|-ハ    ∨ i っ
    ,'   .,' ,' ._」_/ |__/ ァ;==、く!    |.  !
    |  .| |'7´;'´ハ    i  ハ. |   /   |  | ー┼  _」
    |.  | | 、j__,り     ゝ‐┴|__/ |   |  |  _|   /|'⌒ヽ
     、_\| ///   '    /// ,ハ   !   !  レ (_ノヽ '´|  _.ノ わ ・ ・ ・
       |`7、   rァー  ̄`ヽ  r' 、|  | /.|
    o    //)、  ー- _,ソ ,(\ \/イレ'
      ,'  // l>.、.,___,. イ ,ハ ヽ Y              ○
       |   )'´ノ-ァ‐::'7  /  ̄!   .|    O 。 ,  -─- 、
       |   イ´/:::::::/|__/   人    | 、     /        ヽ.
      /   !' 7::} ̄ヽrr'´ ̄{/|::::`!  | ':,   /            ',
     ./   | ,'::::L_アハ__」 /::::/|   ', }.  l ///    ///   |
    ,'     | l:::::く_//|__>':::::::| |    ∨    、             ,'
    ,'    ,'/|:::::::::::::!o::::::::::r=t::::`|     ||.    \        /
    !   /´/:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::'、   .リ      ,>-      /
    ヽ-‐' ./::::::::::::::::!o::::::::::::::::::::::::::|` ー'      /  ,. -‐''"´
       ,く::::::::::::::::/|:::::::::::::::::::::::::::::ヽ      /    (   ノ)
0137名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/19(日) 01:18:45ID:NYxJK3RKO
妖夢の寝間着は白無垢と信じてやまない


いやさ、最近掛け布団新しくしたんだけど
布団のふかふかっぷりが妖夢っぽくて寝るのが幸せなんだが
0140名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/19(日) 20:18:31ID:ClymvGfgO
半霊はふわふわって感じだな。もちもちでもいいんだけど

抱き枕にしたら安眠できそう
0142名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/22(水) 01:39:40ID:bxH9CxmY0
BadAppleの影絵でみょんはカッコよく演舞しているのに
半霊はノリノリで踊っているのがかわいい
0144ケソサソ系 ◆P.PX00oH6c
垢版 |
2010/09/26(日) 18:46:22ID:bN5LnNFCO
ト、
 ':,      '「::::\┐___,,.. -‐ ''"´ ̄ ̄`"''ヽ、           /
  ':,   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__   ζ;;;;゚゚;;。  .     / み゙ み
   ':,  >:、:;::::::>''"´        "'ζ; ;゚゚∴,--'""ヽ   .,'  ょ  ょ
    ':,└─ァ''"'   /   ,'´    ../゚/二二ノ""^ソ   i.   ぁ  ん
. \    ,' /   /  ,'  !     ζヘ`\┼┼┼ ,!ヽ   |   ん゙  み
   \  / ,'   ,'!  /!  !   ;  /゚゚;\"ヽ-;:,,,,,,ノ/   . !
  ぁ  ょ
     ∠__,!   / !メ、」_,,./|   /! /∵;;◎\,,,,,__,,,ノ;;    |   ぁ゛ ん゛
`"''  、..,,_  !  / ,ァ,ィ≠ミ、| / |/∴゚゚゚゚。゚;゚;;゚ ∴;゚;゚;;   ..|.  ぁ゛
       i,/レイ i, ●l .レ゚゚゚∴゚゚◎゚゚;∴゚゚゚゚。゚;;゚;゚;;;゚  ..∠   
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      /   7/ ,r==、 ゚ ,;゚゚。∴゚゚゚;゚;;゚゚ ;;゚゚;゚;;;|゚       ` ' ー---
,. -──-'、  ,人 ゚゚゚●゚. )i`ァー-- 、 トェェェェェィ|   !. 
       ヽ.ソ  `: ゙'‐='"レ'     ',ヽェェェェノ |   |  
 あ゛  あ゙  i  /ーナ= 、 '、    ノ |:|,.U .|   !
 あ゙  あ゙  |ヘ./|/レへ`しw/ノ =ニi|| .,_  |   ハ
 ぁ   ぁ   !     _,.イ´ヽ.U    ||  /::| /
 ・   ぁ   |   /7:::::!  ○O'´  U/::::::レ'ヽ. 
 ・   あ゙  |  /  /:::::::
0146名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/27(月) 01:12:17ID:cmzIP94z0
>>4 >>129
このAAの元画像元ネタを探しているんですが全然見つかりません
どこかで見たような既視感があり、そのため妙に意地になって探してしまうので毎晩深夜になってしまい困っています
2007年の時点ではセリフ部分が「いい加減にしてください!通報しますよ!」だったようなのでそちらでも検索したのですがわからずじまい
どなたか詳しい方がいましたら教えていただけないでしょうか
0147名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/27(月) 12:48:35ID:le+fb8GM0
     ト、                  ______)
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.    通  い
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ',  報  い
   >:、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i.  し   加
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !.  ま  減
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.  す   に
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.  よ  .し
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |   ! !  な
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.      い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'       と
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr┘
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ,
       ,'        ',l>く}:::7    rノ   ,. '"´ ̄`ヽ.  っ
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´  /        ', っ
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ   /           !
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、,'   、    ,.-‐、,'
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ  ヽ. ヽ,/,.-‐'/
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/      ヽ.,/ (___)
'´::ヽ`'::、::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::!    ,'       ,.:'"´
::::::::/`7::::`''r-::、:;_______/rL_,.イヽ.   i   _,. -‐''"´`ヽ  /
::::::;'::::::!::::::::::';:::::::::::\:::::::::::::::::!:::::::':,  ヽ、       ノ ノi

元ネタはわかんないけど
0148名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/27(月) 22:17:04ID:cmzIP94z0
>>147
すみません、セリフ部分をきちんと確認せずに書き込んでしまいました
訂正ありがとうございます、おそらくこちらのが2007年以前のものだったと思います

どこかで見たような既視感については三日目にしてようやく思い出し、自己解決できました
古賀亮一「ニニンがシノブ伝」第27話「音速丸、地獄に落ちる」です
http://gigabyteserver.com/uploader01/img1234/winplus.jp1456.jpg
「泣いてる子もいるんですよ!」は古賀亮一ファンの間では現在も使われる有名なセリフのようなので
元ネタの可能性も十分あると思われます

東方系のAAは最初からAAとして作られたものが多い気がするので、
元ネタがこれだとすると元絵は無いのかもしれないですね
AAの初出がわからない限り絵が先かAAが先かわからないですし、AA作者のみぞしるといったところでしょうか
ともあれこれで眠れます、スレ汚し失礼しました
0149名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/28(火) 22:44:42ID:GRltL/Ir0
             __
             .  く;;;;;;;;;ヽ、___
        十   !   ヽ;;;;;;;;;ィ===ュ、゙ヽ
        ┼. 工.   7 /i l | i l ! lト, ハ
        キ. 十   i !l=  =  i | i |
       キ. 工   //i  _  ,! ! i |
          キ 十   ! .! ト.ニ゙イコ、' レ
          キ l         /什'!::| ヽ、
          キi       く/ハ/::::i__/
           ヘ',     / i:八::6ハ ヽ
           乂-‐'"  l;;:;;;;;;/ /
     ブ     ヘ〉     ノ::::::::::ヽ/、
      ン         ∠;;::::::::i::::ヽ:::ヽ
    ブ       /´  ヾ=rへ::::::/`ヽ、
     ン     /        ヽ `"   \           , っ
              ,'        |       `ー- 、      //
           {          '            `ー--‐'" /
             ',                __     ,/
           ヘ           ,. -‐'´     ̄ ´
            ヽ、      ,. -‐'
              `  ̄ ´
0151名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/09/30(木) 14:18:40ID:QlCl4x/BO
東方キャラでもっともアナルファックして失禁させたいキャラだは
0154名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/10/05(火) 11:16:24ID:AA6m2FVC0
     __               「.|__
   ┌ ┘ト ┐         ┌' ̄ _ ] ,' ̄`l       __,...,
   ´ニコ fニ` ,,──-- 、    _フ l フ-、 ,'/| |ヽ| _i-i_,i-´ i-┘  ,_  _
    | fニコ |  ニl l二゙ー'   /_┌く /]/ ||.‖ .||└i.i┐i-!二i└─,,_」 |_| |_
    | fニコ |  | fニコ | ,-ー‐、 |.| ヽ''/  ||‖ l l  i.lノ./└'7 厂´└_、.=┌ '
    | fニコ |  | fニコ | //l 「ヽ| |.| /,ヘ\ヽ/ .ノ | `>,ヘ\/∧\ | fl fl fl |
  _ニ二ニ--、 | fニコ | || ‖ || |.|ヽ/ \ヽ,  ""  └! У┘ ヽ_フヽ──‐'_
 └┐┌┐┌' フくフ「 .||‖  |.|.l/    `´             「二二二ニ ]
    |___| |__| //> く .|‖ //                    |」/二ニ フ | |
        └/ ヘ\ヽ' '''                     /_|<ヽ'/ |/
         V´  \_フ                       ,、//
                                      ヽ/

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                              ・: ; |       //
                               .:   |     . /
            _              \      .;   |    //
       _,ヘ7´  ̄"ヽ.     .────\──. ─・ ─|─./-/──── ─ --
      ,く`ヽy`フ-ー=-'; _,,,....-==≡キ    \ .', `..;'  |/. / 、.' .' ` .  .'  、゚ /
        i`Y,'´~ r, i i!」 /ー - 、  ) i      \ ;.:.. /|_,,.,/,_ ' . '` . ・ ''` . /   ´、 
        i//  /,'レ.i|〈  /    \/ /        \/./| / .::ヽ ;' .'‐ `:.. ' ;:/   '
        i ,、 ,' /、i|ノ  '; ヽ⌒ヽ  |/        /\i . |/  :::|! ; .';.'`:.'´;./': ;  : 
       _rレλ/_/'rー!   \`ー') ,'       ./. .,::.i\/|  ::j! ;, .;.': ・/  
     :/    i=f |   `ー;' /      / ・..'  )/`;i"_.ソ' ; .' '.'/:  .'     
     /     },/|  ト    ,__/_/_.    / .、´ '`∠/_ノ |\; : ;.'´/  ,`: ; ´ 
    くr 、/,____,」‐|__,_|`''≠r'┴y-''   /    .   /. :, |,'\/    
    /二ニ_‐-イ', ~TT`ー-┼〆~   /        / :; .;. | /\   .  ` '
    |  i  厂  ̄ニニ¬ /,/    /     .   / ' :';  レ' .; ';: \       ´ . '
   ,ゝ、 \ \   __厂ヽ   /         /  .  /.|   :  . \
  _/ /\_i⌒ト、_   ノ-‐ } /              / '.: |    '   \
 └-' ̄ `|  |_,」二二,_____ノ                 / . :  |     '    \
      └ー′
0156名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/10/12(火) 08:57:08ID:3NtbPrLpO
俺は今まで妖夢ちゃんのことを自分の娘のように見てきたつもりだ
健気で愛らしい女の子だなと慈しむような気持ちだった

でも先日冥界剣士ヨウヨーム4とかいう動画を見てから邪な気持ちが溢れてきて困ってる
妖夢のことをいやらしい目で見てしまう
妖夢の唇や頸、腋、胸、腹、腰、太股、脚、どこを見ても性的に興奮してしまうようになってしまった
どうしたらいいんだ
今は妖夢とセックスしたくて仕方ないッ!
0160名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/10/13(水) 19:53:43ID:1zSQFhlW0
魂魄妖魔「妖夢が嫁に欲しければ我らを倒してみよ!!
・・・と爺様に言われてやって来ました。」
0161名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/10/14(木) 21:27:29ID:etrma8OM0
妖夢、オマエはカワイイから東方アレンジCDでバカから金を稼いで買ったポルシェの
suicide seatに載せてやる
俺と一緒に妹紅を千回轢殺しに行こう
0162名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/10/14(木) 21:42:09ID:7QiSPZw30
>>161
お前東方関係の色んなスレで同じような事書いてるだろw
お前は一体何がしたいんだw
0165名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/10/15(金) 15:39:01ID:NLSZdyDt0
たしかに香霖堂のみょんはかわいかった
萃夢想のとき辻斬りみたいな真似をしていた妖夢は別人か
0171名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/11/07(日) 01:21:24ID:svZ6JKrR0


      ト、                  ______)
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  三  も
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す 十  う
   >:、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ 歳   や
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  童 め
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   貞   て
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.   も  .下
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん   ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr┘
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ,
       ,'        ',l>く}:::7    rノ   ,. '"´ ̄`ヽ.  っ
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´  /        ', っ
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ   /           !
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、,'   、    ,.-‐、,'
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ  ヽ. ヽ,/,.-‐'/
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/      ヽ.,/ (___)
'´::ヽ`'::、::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::!    ,'       ,.:'"´
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::::::;'::::::!::::::::::';:::::::::::\:::::::::::::::::!:::::::':,   ヽ、       ノ ノ

0181名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/11/30(火) 23:51:09ID:zKHhJ1Zz0
       ト、
 ':,      '「::::\┐___,,.. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' ー 、.,        /
  ':,   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__      `ヽ.       /  み み
   ':,  >:、:;::::::>''"´         `"''      ヽ.    ,'   ょ  ょ
    ':,└─ァ''"'   /   ,'´        ヽ.     ':,   i.  .ん  ん
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     ∠__,!   / !メ、」_,,./|   /! / !   ハ!   |   |.  |.   ん
`"''  、..,,_  !  / ,ァ7´, `iヽ| / |ヽ、」ニイ、 |   .|   |.  |.   ! !
       i,/レイ i┘ i. レ'   'ア´!_」 ハヽ|   |   | ∠ 
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,. -──-'、  ,人    `i`ァー-- 、  /l/l/l |    !. |  |
       ヽ.ソ  `: 、.   レ'    ',   u ,/|    |  !  |
 み  み  i  /ーナ= 、 '、    ノ  ,.イ,カ    !  |  |
  ょ   ょ  .|ヘ./|/レへ`>-r  =ニi´、.,_ |  i  ハ  ! ,'
 ん   ん   !     _,.イ´ヽ.7   /  /:::| /レ'  レ'レ'
 み  み   |   /7:::::!  ○O'´  /::::::レ'ヽ.        ___
 ょ   ょ    |  /  /:::::::レ'/ムヽ.  /::::::::/   ヽ.    ,. '"´  `ヽ.
 ん  ん     ! ./  ,':::::::::::!/ ハ:::::`´:::::::::::;'    ',  /        i
0185名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/12/13(月) 11:39:21ID:ZjL6Ycx10
マジメなやつほどネジ飛んだとき何やらかすかわからんもの。
その結果があのソードハッピーなんでしょうなw
0186名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/12/22(水) 04:20:26ID:drtA1PYQ0
ガチ辻斬りになると迷惑だから
制御役は必要よね…ベクトル違えど従者的な意味での似た属性の
咲夜さんやうどん嬢辺りに個人的にはなってもらいたいが
0192名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/12/31(金) 20:57:17ID:NxkF2pNH0
妖夢のアクションゲームがあったらいいなーと前々から思ってたけど
こんなん作られてたのね、胸熱
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13180956
0194名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2010/12/31(金) 21:54:28ID:kkn8nV660
STGという土壌でなければ恐らくみょんは本能的に主人公タイプ。精神的に未熟な面も含めて
0198名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/16(日) 19:55:39ID:yfua3zYQ0
妖夢になら斬られてもいい
0200名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/17(月) 19:27:28ID:XsxdUz5M0
       ,. -‐''"7__,,..-─ァ
     ,/  _」-‐─-='、Ζ、
     /i    、_|ノ  )   ヽ. '7._    _,_,,.-‐'"´ヽ)          
    ,i/::!    ,∠、   ´)   Y--‐`[]:'2:.:.';:.:.:.:.:∂i7.,,.. - 、       ッタクヨー、ヤッテランネーヨナーーー!!!
   ,' |:::|    ,.イ´   、_)   .|フ▼'.,:.:.:.:.:.:.:.';:.:.:.:.:.:.:|ア ヽ、;;ノ:::::
    ! .!:::|   、_/l  )     /」.▲八:_。:_:。〈:.:.:.:.∂|)−'":::::::
   ',/:::;!   下-――'"Ζ,イ;-‐ァ-、__,,..--、;'.:.:.:.:.:.:;iト,"''.ー,、'"ミヽ
   ,ソ;;;;;;ヽ、  __,    __7:|   i.r'´    i:.:.:.:.∂|').  | |;;;;;ノ::::::::
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    !    l  )                       ` ̄ ̄´     .,/
      ゙ 、                                  ,. -'
       \                            ,.. -‐'"
        丶、                   _,,,. -‐ '"
            `` ''''ー‐-------―‐ ''''""´

0201名無したんはエロカワイイ
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2011/01/24(月) 09:39:03ID:WiK4Cp2WO
あれは満月の夜の事だった。

無性に酒を飲みたくなったのだ。

それでなくても独り身の夜は寂しいというのに。その日の月は嫌になるほど明るかった。
素面のままでは、部屋に差し込む月の光が身を刺すように気障りだったのを覚えている。


あれがいけなかった。


いつもより、つい飲み過ぎてしまい、買い置きの酒を切らしてしまったのだ。
そこで止めておけば良かったのだが。あの日は妙に目が冴えてしまった。

ここから馴染みの酒屋までは、少々距離がある。
おまけに夜ともなれば、道中で性質の良くない妖怪どもに出くわす可能性もある。

わざわざ外を出歩くべきではない。いつもならそう考えるはずなのに。
結局、俺はふらふらと酒屋に向かっていた。


あれがいけなかった。


辺りは月の光で明るく、行灯もいらないぐらいだった。
いい感じに酔いも回ってきた。このまま何事もなければ良いのに。
そう思った時だった。


人影が見えたのだ。


影は物凄い速さで俺に近づいてきて、閃光が煌めくのが見えて、


ざくり。稲の束を鎌で切ったような音が聞こえたのを最後に、俺の意識は真っ暗になった。


・・・・・・


目を覚ました時には、俺は見覚えのない部屋に横たわっていた。
身体には分厚い布団が掛けられている。

ここはどこだろう。

少なくとも俺の家ではない。俺の家にはこんな上等な布団も、こんな立派な柱もない。
かなりのお屋敷のようだが、俺にはこんな所で暮らしているような知り合いはいない。

全く心当たりのない場所だった。

とりあえず布団から起き上がろうとした所で、自分の身体の異変に気付いた。
胸と右の太ももに走る鋭い痛み。見ると包帯が巻いてあり、うっすらと血が滲んでいる。
ひどく痛む。かなり深い傷のようだ。
立ち上がれそうにもないので、もう一度布団に横になって天井を見上げる。


どうやら怪我をしたようだ。そして、誰かが手当てしてくれたらしい。
0202名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/24(月) 09:48:55ID:WiK4Cp2WO
いつ怪我をしたのだろうか。おそらく、あの満月の晩だ。俺は酒を買いに行って、それから……


がらり。


部屋の襖の開く音とともに、少女が入ってきた。
整った顔立ちだが、まるで人形のように無表情だ。
見知らぬ少女だった。


ぴしゃり。


襖の閉まる音。
少女は俺を一瞥すると、すたすたとこちらに歩いてきて、俺の枕元にちょこんと正座した。

少女は何も喋らない。瞑想するかのように目を細め、微動だにしない。

息が詰まりそうな沈黙。居たたまれなくなって、俺の方から話しかけてみた。

「えーっと、君は……」

「魂魄妖夢と申します」

魂魄妖夢と名乗る少女が話し始めた。目を細めたまま、俺とは視線を合わせようともしない。

「あの……俺は何でここに?」

「私が運びました」

「えっと……あの。俺はどうしてこのお屋敷にいるんだい?」

「幽々子さまからお許しが出たので。怪我が治るまでは、ここにいてもよい、と。」

どうも話が噛み合わない。

「いや、つまりだ。何故俺は怪我をして、この屋敷でこうやって寝ていたのかを」
「ああ、怪我の話でしたか」

「そうなんだ。君が助けてくれたようだけど、生憎俺は怪我をした時の事を」
「これは失礼。まずはその時の事から話すべきでした」

「ちゃんと斬ったつもりだったのですが。手元が狂いました」

「斬った……?」

「はい」


「私が、貴方を斬ったのです」


俺の顔を覗きこみながら、妖夢はそう告げた。


0204名無したんはエロカワイイ
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2011/01/25(火) 02:13:21ID:B2XVSkx2O
呆気にとられている俺をよそに、妖夢はつらつらと語りだした。

「私はここで幽々子さまの剣術指南を務めているのです」

「しかし私自身、まだまだ修行中の身。道を究めているとは到底」

「そこで辻斬りをば。人を殺めた事のない剣術では、やはり未熟かと思った故」

「そう……百人程斬れば、何か見えてくるものがあるのではないかと」

そんな物騒な事を、妖夢は眉ひとつ動かさず話すのだ。

余りに突拍子もない話に、最初はこの小娘に担がれているのかと思ったが……
妖夢の無表情な顔からはそんな気配は微塵も感じられない。

という事は、つまり、だ。

「アンタ……その、剣術の稽古とやらで俺を殺そうとしたのかよっ!!」

「はい。仕留めたつもりだったのですが……浅かったようですね」

「お前のお陰で、俺はこんな怪我をっ!!」

「申し訳ありません。私の腕が未熟だったばかりに」

「……」

「あの晩は月の光が眩し過ぎました。それに惑わされたのでしょう」

駄目だ。こいつには常識が通用しない。異常だ。狂っている。
だが、それなら何故……

「何故……俺を助けた?」

「仕留め損なったとはいえ、あのまま放っておけば死んでいたでしょうから」

「そうじゃない!!殺そうとした相手を、なんでわざわざ……」

「別に貴方に私怨はありませんでしたから」

話にならない。

とにかくこいつは俺を殺そうとして、怪我まで負わせた。
ところが仕留め損なったので、今度は俺を介抱した。そういう事らしい。

正気の沙汰じゃない。

「それで……どうするつもりだ」

「己の未熟さが身に染みたので、これから一層精進して」
「違うっ!俺をどうするつもりだ!」

「どうするつもり……とは?」
「俺が聞いてるんだ!怪我が治ったら、俺をまた斬るのか!」

その時初めて妖夢の表情が曇った。
0205名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/25(火) 02:39:45ID:B2XVSkx2O
妖夢はしばらく思案している様子だったが、ふいっ、と俺から目を反らした。

「私は……しばらく座禅で心を鍛え直すつもりです。いざという時に、手元が狂わぬように」
「貴方は……その怪我を治して下さい。看病は私がするよう、幽々子さまより言い付けられております」

「後の事は……幽々子さまがお決めになられます」

そう言うと妖夢は立ち上がり、すたすたと入ってきた襖の方へ歩いて行った。


がらり。


襖の開く音とともに、妖夢が俺の方に振り返った。

「何かご所望のものは。痛み止めの薬湯などは」

「……ひとつ聞きたい。幽々子さまってのは誰だ」

「西行寺幽々子さまは、この白玉楼の主です」


「生きている人間を泊めるのは久方ぶりだと……大層喜んでおいででした」


ぴしゃり。


襖の閉まる音が聞こえた。


・・・・・・


それからしばらく経ってからの事だった。

俺が布団でうつらうつらしながら天井を見上げていると、



「お加減はいかがかしら」


いつの間にか……女が枕元に座っていたのだ。

「あ、別に横になったままでいいわよ。まだ大変でしょうから」

慌てて起き上がろうとした俺を、にやにや笑いながら扇で制した。

「初めまして。西行寺幽々子よ。妖夢から聞いてるかしら?」

「はぁ、どうも。初めまして」

「貴方がねぇ……ふぅん。ヘぇ〜……」

横になっている俺の身体を頭から爪先まで、
舐めるようにじろじろ眺めては、にやにやと笑う。
0206名無したんはエロカワイイ
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2011/01/25(火) 02:47:36ID:B2XVSkx2O
こいつが幽々子さまか。あの無愛想な妖夢には丁度お似合いのご主人だ。
破れ鍋に閉じ蓋。

そんな事を考えていると、俺の心でも読んだのだろうか。幽々子はぴたりとにやにや笑いを止め、

「妖夢を許してあげて頂戴ね」

と、頭を下げた。


「いえ、あの……あなたに謝られても」

「じゃあ妖夢を許してくれる?」

「……俺はあいつに殺されかけたんですよ」

「そうね。その通り。でも、貴方の命を救ったのも妖夢よ」

「そもそもあいつに襲われたのが原因だろう!恩着せがましいっ!」

勝手な言い分に、思わず怒鳴ってしまった。幽々子は大袈裟にため息を吐いて、

「やれやれ。妖夢にも困ったものね」

と呟いた。それからしばらく黙っていた幽々子だったが、今度は俺に

「妖夢の事……貴方はどう思ってるの?」

などと聞いてきた。

「どうって……危ない奴だと思ってます」

「ふぅむ。そういう見方も出来るわね」

「それ以外の見方なんて出来ませんよ!」

「じゃあ貴方は、妖夢が熱心に看病してくれてる時も……ずっとそう思ってるのかしら?」

妖夢は……あれから色々と身の回りの世話をしてくれている。
傷薬を塗ってくれたり、包帯を替えてくれたり、粥や薬湯を作ってくれたり、汗を拭いてくれたり。
下の世話まで……とにかく妖夢は健気にやってくれている。

本当にこの少女が俺を斬り殺そうとしたのだろうかと、そう思った事もある。

それでもだ。

「やっぱり妙な奴ですよ、あいつは」

「まっ!年頃の娘に色々してもらっておいて」

含みのある物言い。

一気に頭に血が上った。誰が好き好んで下の世話など!どれ程惨めか分かっているのか!

「こんな身体になったのは誰のせいなんだ!!」

思わず幽々子を怒鳴りつけた。幽々子は特に気にする様子もなく、またにやにや笑い出した。
0208名無したんはエロカワイイ
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2011/01/25(火) 21:57:57ID:B2XVSkx2O

「ところで貴方……よく生きていたわね」

「どういう意味だ」
「言葉通りの意味よ」

「妖夢は剣の達人よ。あの子の師匠程ではないとしても」

幽々子はにやにや笑ってはいるが、目は笑っていない。

「だから不思議だったの。どうして貴方を斬り損なったのか」

「あいつは手元が狂ったとか、月の光が眩しかったとか言っていたな」

「そうでしょう。そうでしょう」

ほほほ、と幽々子は嬉しそうに笑う。ずきん、と斬られた右足が痛む。

「あら、いけない。余り長居しても悪いわね。貴方は怪我人なんだもの」

「それでは失礼します。どうかゆっくりと養生なさって下さいませ」

幽々子はゆらりと立ち上がり、俺を見下ろす。

「貴方の怪我ね、治るのに時間がかかるわよ」

「特にその右足。もう少しで筋が切れてしまう所だったそうだから」

「ふふふ……大丈夫よ。いずれ、良くなるわ」

そう言って幽々子は俺に背を向けたが、何かを思い出したかの様にこちらを振り返った。

「ところで……妖夢に斬られた夜から、何日経ったか覚えている?」

そう言えば、あれから何日経っただろうか。
多分1週間は経っているのでは。いや、どうだろう。

ここにいると、寝てばかりいるせいかどうも時間の感覚が曖昧に……


ふと気がつくと、西行寺幽々子はいなくなっていた。


来た時と同じように。音もなく、いつの間にか……


・・・・・・


あれからまたしばらく経った。妖夢の看病……いや、多分薬が良かったのだろう。
妖夢に斬られた傷口は、思いの外早く塞がった。

しかし俺はまだ白玉楼にいる。

右足の怪我が治っていないのだ。
足が動かない。太ももががちがちに固まってしまい、動かそうとする度に引きつるように痛む。

「どうやら筋が固まってしまったようね」

俺の右足を擦りながら、医者はそう言った。
0210名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/25(火) 22:47:17ID:vacBsxF10
うーん。。。
0212名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/27(木) 08:58:10ID:FqO61ZsOO
この医者は西行寺幽々子の知り合いという話だ。腕の立つ医者で、薬に詳しいらしい。
妖夢が俺に使っていた薬も、この医者が処方したものだそうだ。

「俺の足は……もう動かないのかっ!?」

「訓練をすれば大丈夫よ。かなりの痛みが伴うけど」

「訓練って、一体何を……」

「痛みに耐えながら足を動かすのよ。曲げてみたり。歩いてみたり」
「大変でしょうけど……やらないと、貴方の足はそのままよ」

「ウチなら訓練用の設備も整っているわ。何なら今からでも」

医者がそこまで言った時だった。

「ちょっといいかしら」

いつの間にか、医者の後ろにあの幽々子が立っていた。

「驚かさないでよ」

「あら、ごめんなさい。実は相談があるの」

「相談?」

「ええ。この男の事なんだけど……」

幽々子は何やら医者に耳打ちしている。耳打ちしながら、俺の方をちらちら見てはにやにや笑う。

どうもこの女は好きになれない。

「えっ……出来ると思うわ。けど……」
「まぁ……そういう事情なら……ええ……」

医者は幽々子の言葉を訝しげに聞いていたが、段々と相槌を打つようになり、

「それではその方向で行きましょう。お大事に」

と、最後に俺の顔をちらりと見て、部屋から出ていってしまった。

「おい。訓練はどうなった?」

「どうなったのかしら。気になる?」

「当然だろう!このまま歩けなくなってたまるかっ!」

「心配しないで。ちゃんと訓練しないと大変だもの、ねぇ?」

幽々子はまたにやにや笑い始めた。

「その訓練なんだけど……ここでやる事にしたわ」

「ここで……?」

「そうよ。貴方がこうなった原因は、妖夢の不始末」「従者の不始末は主人の不始末。つまり私に責任がある」

「だから責任を取りましょう。貴方が歩けるようになるまでの面倒は全て白玉楼で……」
0213名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/27(木) 09:00:10ID:FqO61ZsOO
「それが、せめてもの償いです」

いつの間にか、幽々子の顔からはにやにや笑いが消え、今まで見た事もないような真剣な眼差しで俺を見つめる。
その眼差しに、俺は思わずたじろいだ。

「じゃあお言葉に甘えて……といいたい所だけど」
「その、出来るのか?この屋敷で、訓練ってのは」

「大丈夫みたいよ。訓練用の部屋を用意して、やり方通りやれば、ね」
「そうね、その辺りは妖夢にやらせましょう。それがいいわ!」

ぽん、と手を打つと幽々子はにこにこと微笑む。どうやらこの女、自分の従者に厄介事を押し付けて喜ぶ節があるようだ。
少しだけ妖夢が不憫になった。

「ところで……聞いておきたい事があるんだが」

「何なりと」

「もう一度、妖夢に斬られるなんて事は……」

「妖夢が貴方を?何の為に?」

「ほらっ、あいつが言ってただろ?剣術の稽古で俺を斬ろうとしたって!」
「だからもう一度、改めて……なんて事はごめんだからなっ!!」

しばらくぽかんと俺の顔を眺めていた幽々子だったが、やがてけらけらと喧しく笑いだした。可笑しくて堪らないと言った様子だ。

「あはは、あははっ!何を言いだすかと思えば!あはははっ!!」
「くっくっくっ、妖夢が聞いたらどんな顔をするかしら?くっくっくっ」

「こうでなくっちゃ!生身の、生きている人間は!うふふふふ」

何がそんなに可笑しいのか。こいつ等なら、やりかねない。そう思ったから聞いたまでだ。

「安心して。あれから妖夢は辻斬りはしてないみたいよ。座禅はよくしてるけど」

「貴方を斬る事もないでしょう……多分ね」

「本当だろうな!?ちゃんと無事に帰れるんだろうな?」
「無事に帰る?帰るって、どこへ?」
「俺の家に決まってるだろ!」

「ああ、そうだったわね。貴方にもお家があったわね」

くすくす笑う幽々子を睨み付けると、幽々子はわざとらしく扇で口元を隠した。

「ごめんなさい。すっかり忘れちゃってたわ」
「俺にだって家もありゃ、生活だってあるんだ!」
「そんなに大事なものかしら?」

「大事に決まってるだろ!俺には」



そこから先の言葉が出なくなってしまった。
0214名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/27(木) 09:01:58ID:FqO61ZsOO
俺には、俺の生活には、それ程大事なものがあっただろうか?
親はとうの昔に亡くなった。辺鄙な所で暮らしているから知り合いも少ない。
家に訪れる人間と言えば、酒屋の親父ぐらいか。たまっている飲み代のツケ絡みでだが。

当然嫁なんて気の利いたものはいない。

仕事と言えば、さほど広くない田畑を耕して、何とか食っていける程度。


ふと、ここの暮らしも悪くないな、と思った。

「まぁ慌てずに。ゆっくりと参りましょう」
「冗談じゃない!俺だって忙しいんだ!」

俺はそう怒鳴ったものの、幽々子はこちらの思惑を見透かした様に微笑む。

やはりこの女は好きになれそうにない。

「まぁまぁ。貴方は足を治す事だけ考えていて下さいな」

「他の事はお気になさらずに。もう暫くの辛抱ですから」

「どうかご安心を。ええ、もう暫くの辛抱ですから」


・・・・・・


ここでの暮らしも悪くないのではないか。

幽々子が去った後、俺はその事について考えていた。

ここに居れば、とりあえず飯の心配はいらない。
妖夢は無愛想だが、上げ膳据え膳で世話してくれる。
俺はただぼんやりと横になっているだけでいい。

おまけにここは広い。俺が今寝ているこの部屋だけでも、あのあばら家より広い。
こんな立派な屋敷で暮らせる機会なんてそうそう有るものではない。


しかし。それでもだ。


この白玉楼は何でも幽霊の集う屋敷だと言う。広い屋敷故、いまだに幽霊にお目にかかった事はないが、
気味が悪い連中と暮らしている事実には変わりない。

気味が悪いと言えば、妖夢や幽々子もそうだ。
幽霊ではなさそうだが、妖夢はいつも人形の様に無表情で無愛想。
一度は俺を平気で殺そうとした奴だ。
幽々子も不気味な女だ。にやにや笑いながら、腹の中では何を考えているのか。
あのにやにや笑いがどうも気に入らない。

そもそもだ。こんな所で世話をされて、寝て暮らすだけの日々。
こんな生活のどこがいいものか。そうだ。これではまるで籠の鳥ではないか。
自分の行きたい所にも行けず、餌をもらいながら微睡んでいるだけ。


思わず布団から身を起こした。
0215名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/27(木) 17:57:44ID:403Y+Qlt0
天則でよーむばかり使ってたら何もしてないのに頭がみょんみょんする

みょんの半霊もみもみペロペロしたいお^^
0216名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/28(金) 08:07:04ID:GOUQrgENO
いつの間に、俺の気持ちはここまで萎えていたのだ。
このままでも悪くない?まるで隠居爺の考えじゃないか!

このままではいけない。

早く右足を治さないと。治して、元の生活に戻らなければ。


・・・・・・


足を動かす訓練が始まった。

まず部屋が変わった。今度の部屋は、縁側から見事な庭を眺める事が出来る。
部屋の中には壁沿いに手摺りが備え付けてある。手摺りは、部屋の近くの廁まで続いている。

この手摺りに掴まって歩くのが訓練になるのだそうだ。

これが中々に骨が折れる。

右足を引き摺りながら、のろのろとしか歩けない。足を動かすと痛む。曲げようとすると痛む。
とりあえず手摺りを伝って部屋を出て、廁まで歩いてみたのだが、余りの痛みに泣きそうになった。
あれだけの距離を歩くだけで息が上がっている。体力も大分落ちているようだ。

「大変そうね。妖夢に手伝ってもらったら?」

俺が脂汗を流している所に、幽々子がやってきた。傍らには妖夢も控えている。

「このぐらい自分で歩ける!」
「そうね、訓練だものね。ひとりで廁に行くのも」

幽々子がにやつく。
こういう手合いの誘いは無視するにかぎる。俺は庭に目を移した。

「いい庭だな」

「庭木の手入れは妖夢がやっているのよ」
「良かったわね、妖夢。褒められたわよ」

幽々子が嬉しそうに妖夢の方を見る。一方の妖夢はにこりともしない。
こいつは主にも無愛想なようだ。本当に人形みたいな奴だ。
少しでも笑えば、それなりに可愛いだろうに。

「あの隅に椿が植えてあるのよ。紅と白の」
「妖夢、もうすぐ咲くのかしら?」

「いえ。まだ蕾もついておりません」

「あら残念。早く咲かないかしら。とっても奇麗なのよ」
「是非、貴方にも見ていただきたいわ。この部屋からなら、きっと良く見える筈よ」

「そんなに長居するつもりはない。足だってもうすぐ元通りだ」
「あら残念。ゆっくりなさっていけばいいのに」

幽々子はため息を吐いて、ちらりと妖夢に目配せする。
0217名無したんはエロカワイイ
垢版 |
2011/01/28(金) 14:58:46ID:GOUQrgENO
妖夢の顔は一瞬強張った様に見えたが、すぐにいつもの無表情に戻った。

「それでは本格的な訓練に入りましょう。妖夢、よろしくね」

「かしこまりました」

「おい、本格的な訓練って何だ?この手摺りを伝って歩くだけじゃないのか?」


「さっきはどうしてもって言うから貴方ひとりでやらせたけど」
「本当はね、誰か補助がいるそうよ。そうしないと危ないもの」

「補助は妖夢にやってもらいます。そういう訳だから。仲良くしなきゃ駄目よ」


呆然とする俺を見て、幽々子は楽しそうに笑った。


・・・・・・


妖夢とともに訓練をするようになってから、俺は段々と苛々してきた。


訓練が思っていたより辛いというのもある。曲がらない足を無理矢理曲げて、痛む足で無理矢理歩いて。
曲げる度歩く度に、右の太ももが悲鳴を上げるかの様に引きつる。
こんな事を、元通り歩ける様になるまで続けなければならないのか。そう思うと嫌になってくる。

だが、それよりも俺が嫌なのは。妖夢が俺の傍にいる事だ。


今までは意識していなかった。


だが、毎日妖夢に支えてもらったり、肩を借りて歩いたり、右足を按摩してもらったりしていると……

妖夢の匂いが鼻につく様になった。決して悪い匂いではない。

年頃の、若い娘の匂い。その匂いに身体が反応してしまう。

こんな人形みたいな、俺を斬り殺そうとした奴に、俺は欲情してしまうのか。
こうやって痛い思いをしてるのは、全部こいつのせいだというのに。

それが何とも情けなくて、口惜しくて、恥ずかしくて、心底嫌になってしまう。

妖夢に辛く当たる様になった。

だが、いくら辛く当たっても妖夢は無表情のまま、堪える様子もない。
それがまた癪に障った。俺の苛々は募るばかりだった。
0220名無したんはエロカワイイ
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2011/01/29(土) 00:09:43ID:fbTPXIkxO
>>218
ちょ、見切り発車かよw
しかし、「若い娘の匂い〜」のくだりはエロくていいな

期待せずに待ってるぜ
0221名無したんはエロカワイイ
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2011/02/01(火) 00:52:03ID:hdCaBFNl0
         ,.ヘ,._,... --── - 、
       _,.ヘi  ゝ    _____   `ヽ、
       ヽ、ゝ,.'",.-'''""  , `゙ 'ヽ、  ' ,
        ,' イ /  ハ   ハ   ',.  ',
        i   L_/ゝ、!_,.イ」  i ハ  i i. ',
          |   レ.o 。-ー-、  レゝ!-'i_ハ__」  幽々子さま足臭いじゃないですか!
    o ゚  |    l i ""      ⌒'。o i l
         | i  | i ヘ   ,.─-、   从ノレ'    しかも微妙に足袋が黄ばんでるじゃないですか!
       レハ.,. '- 、ヽ 〈    i ,.イ i | o 。 
          /     iV `T7´-、!ノLハ__」      それ洗濯するの私じゃないですか!
         ゝ_,.    ノ _ヘrイヘ ヽ,     ,,..,,
         7`ー"7イ  レヽイ」ヽ(i⌒ヽ  ,;"   ';,       やだーーーーー!!
        /  /ン    ヽ/  i,_  i ,'     ;: 。゚ o
         , '  , '/     |o  =Y   ',     :;
      / .//     .lo    ',  ヽ    ,:"
     し' イ) く      λ    iヽ、__ノ,,,... "
     `ー-'/ `>--- '"〒ヽ,___,.」

0222名無したんはエロカワイイ
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2011/02/01(火) 16:11:08ID:aMvYhCs30
       ,. -‐''"7__,,..-─ァ
     ,/  _」-‐─-='、Ζ、
     /i    、_|ノ  )   ヽ. '7._    _,_,,.-‐'"´ヽ)          
    ,i/::!    ,∠、   ´)   Y--‐`[]:'2:.:.';:.:.:.:.:∂i7.,,.. - 、       ッタクヨー、ヤッテランネーヨナーーー!!!
   ,' |:::|    ,.イ´   、_)   .|フ▼'.,:.:.:.:.:.:.:.';:.:.:.:.:.:.:|ア ヽ、;;ノ:::::
    ! .!:::|   、_/l  )     /」.▲八:_。:_:。〈:.:.:.:.∂|)−'":::::::
   ',/:::;!   下-――'"Ζ,イ;-‐ァ-、__,,..--、;'.:.:.:.:.:.:;iト,"''.ー,、'"ミヽ
   ,ソ;;;;;;ヽ、  __,    __7:|   i.r'´    i:.:.:.:.∂|').  | |;;;;;ノ::::::::
   7::::::::::::ヽ、    __,Ζ、!、  |。ゝ__,,..-<.:.:.:.:.:.:,ム_,,..-‐''":::::::::::::
   ^^^^^^^^`ヽr-、..,,_____,,._」::::` ̄´:::::::::::::: `ヽ,;;;/ン::::::::::::::::::::::::::
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        ,. ‐'"´ノ  )          `丶、
      /        ´)           `丶、                 ,.ハ
    /           、_)               丶 _       __,,.._ ,.-' ,'
    !    l  )                       ` ̄ ̄´     .,/
      ゙ 、                                  ,. -'
       \                            ,.. -‐'"
        丶、                   _,,,. -‐ '"
            `` ''''ー‐-------―‐ ''''""´
0224名無したんはエロカワイイ
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2011/02/02(水) 14:15:12ID:ppUePs0SO


「足を按摩しましょうか」
「自分で揉むからいい」


「汗を拭きましょうか」
「自分でやる。手拭いをよこせ」
「ですが、それでは」


「いいから、早くよこせ!」


妖夢は何か言いたそうだったが、俺は構わずに妖夢の手から手拭いをひったくる。
妖夢は何も言わず、じっと俺を見つめる。

本当に忌々しい奴だ。

この頃俺は、極力妖夢に身体を触らせない様にしている。
そうしないと、苛々してどうにかなってしまいそうだからだ。

こいつのせいで、俺は色々と苦しい目に遭っているのに。その張本人は何とも思っていない。
それが苛立たしくてしょうがない。本当に忌々しい奴だ。
一丁あの澄ました顔をひっぱたいてやろうか。そんな事を考えていると、

「どう?仲良くやっているかしら」

幽々子がぬらりと部屋に入ってきた。

「妖夢、お使いを頼みたいんだけど」
「幽々子さま、申し訳ありませんが今は……」
「お願い。急ぎの用事なのよ」
「……かしこまりました」

部屋から出ていく妖夢を、幽々子はにこにこと見送っていたが、しばらくすると俺の方に顔を向けて、

「上手くいっていないみたいね」

とため息を吐いた。

「仲良くしなさいって言ったでしょ」

幽々子が咎める様に言う。その言葉にかちんと来た。

「どうやってあんな奴と仲良くやれってんだよ!」

「あんな奴……あんな奴ですって!?」

「そうだよ!あんな人形みたいな奴と仲良く出来るかっ!」

俺は幽々子を睨み付けた。

幽々子は首を振り、悲しそうな目で俺を見る。
0225名無したんはエロカワイイ
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2011/02/02(水) 14:17:01ID:ppUePs0SO
幽々子はしばらく黙っていたが、やがて決心した様に口を開いた。

「妖夢は人形なんかじゃない。ちょっと特殊な体質だけど……生きている」

「貴方と同じよ……心だって……」

「素直で真面目な子よ。でも……」

「真面目だから、何でも言われた通りにやってしまうの」


「感情を表に出さないのは、剣士ならば相手に心を読まれるなと教わったから」

「辻斬りにしてもそう。あの子は、師匠に言われた事を実践しただけなの」


「あいつの師匠が……辻斬りしろ……と」


「直接そう言った訳じゃないけど……あの子はそう解釈したようね」

「しばらくは好きにやらせるつもりだった……そしたら、貴方を連れてきた」

「これは思っていたより良い方向に行きそうだと……私は貴方に感謝していたのよ」

幽々子の言っている事が分からない。妖夢がどういう奴であれ、俺を殺そうとした事実に変わりはない。
それを、幽々子に感謝されても。俺は殺されかけたというのに。

「勝手な事を!俺は妖夢に殺されかけたんだぞ!?」

「そうよ。だけど、貴方はやはり妖夢に命を救われたのよ。それを覚えておきなさい」

そう言い捨てると、幽々子は部屋を出ていった。


・・・・・・


足を動かす訓練とやらを始めてしばらく経ったが、俺の右足の具合は一向に良くならなかった。

日に日に痛みが増してきている。堪りかねて妖夢に按摩してもらったが、余り痛みは引かない。

「もういい。幽々子を呼んでこい」

「幽々子さまを?」

「いいから呼んでこいっ!」

妖夢は部屋を飛び出した。

しばらくすると、妖夢に急かされながら、幽々子がゆっくりと部屋に入ってきた。

「何よぅ、せっかくお昼寝していたのに」
「アンタに話がある」
「あら、丁度良かった。私も貴方に話があったの」
0226名無したんはエロカワイイ
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2011/02/02(水) 14:18:49ID:ppUePs0SO
「妖夢、少し席を外して頂戴」

妖夢はぺこりと頭を下げ、おとなしく部屋から出ていった。

「さてと。まずは貴方のお話から伺いましょう」

「よくもあんな藪医者に診せたもんだな!」
「藪だなんて!あの方は名医よ」

「うるさいっ!違う医者を呼んでこい!面倒は見てくれるんだろ!?」

「分かっています。早速手配しましょう」
「ところで……貴方に聞きたい事があるんだけど」


「その足が……治らなかったらどうするつもり?」


「治らない……だと!?治してもらわないと困るんだっ!!」
「万が一。万が一の話よ。もし……最善を尽くしても治らなかったとしたら……」


「貴方は……どうするつもり?」


もしも、俺の足が治らなかったら。右足がこのままだったら。考えただけでもぞっとする。
廁に行くのも、畑を耕すのも、酒を飲みに行くのも、えらく苦労する事になる。

「そうなった時……貴方には、誰か面倒を見てくれる人はいるの?」
「いや、いない……」
「友達や、頼れる人は誰かいないの?」

「……いない」
「あら可哀想」

幽々子は面白そうに俺の顔を覗き込む。いちいち癪に障る女だ!

「だから困るんだろうがっ!足が元通りにならないと!!」

思いっきり怒鳴りつけてやったが、幽々子はにやにや笑うのみ。糠に釘といった風だ。

「話はそれで終わりか?目障りだから部屋から出ていってくれ!」

「はいはい、分かりました……と言いたい所だけど」
「ついでに……もう一つ聞いてもいいかしら?」

「まだ何かあるのか!?」

幽々子はこほん、と咳払いして、居住まいを正した。


「貴方……ここで暮らす気はない?」


0227名無したんはエロカワイイ
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2011/02/02(水) 14:20:57ID:ppUePs0SO
幽々子の顔からは笑みが消えている。冗談で言っているのではないらしい。

「ここで、って……この屋敷でか!?」
「そう、この白玉楼で。どうかしら?」

「前にも言っただろ。俺には俺の生活があるんだよ」
「どんな生活?」

「そりゃあ……悪くない生活だよ。独り身だから気楽だし」
「気楽?怪我をしても誰にも頼れない、心配してくれる人もいないのに?」

「……」

「寂しいとは……誰かと一緒に居たいとは思った事はないの?」

「……」

「どうせなら皆で楽しく暮らしましょうよ。これも何かの縁だと思って」

「貴方がここで暮らすなら、働かなくてもいい。面倒は私たちが見ましょう」
「望むなら、もっと広い部屋を。味わった事もない様な美味を。美酒を」

「どうかしら?悪い話じゃないと思うわよ」

ここに来る前の生活は、たしかに質素だった。身の回りのものも粗末なものばかり。
家族もいない侘び住まい。いい暮らしぶりとは、お世辞にも言えない。


それでもだ。

詫びのつもりの申し出かも知れないが、俺を養ってやろうと言う、幽々子の態度が気に入らない。

いくら見事な屋敷でも、見事な庭があろうとも、楽な暮らしが出来たとしても。

「俺は、こんな幽霊屋敷で暮らす気はない」

「残念だわ」

幽々子は悲しげに目を伏せた。

「それでは、足が治ったら。時々ここに遊びに来てもらえないかしら?」

「ここに来て何をしろと?俺は芸なんか出来ないぞ」

「あの子と……妖夢と会ってあげてほしいの」

「それも嫌だ。俺はあいつが嫌いだ。大体……」

そこまで言った時だった。

幽々子と目が合った。幽々子の目はぞっとするほど冷たい。まるで死人の様な目だ。
0228名無したんはエロカワイイ
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2011/02/02(水) 14:23:40ID:ppUePs0SO
「そう言えば、アンタはやけに妖夢にこだわるな」

咄嗟に話を変えた。何故か分からないが、このままだと命を吸い取られる。そんな気がしたのだ。

「そりゃそうよ。妖夢は私の娘の様なものだから」

幽々子の異様な雰囲気が和らいだ。

「だから、私はあの子の為なら……」

「俺と会うのが、あいつの為になるのか?」

幽々子は答えない。辺りの空気が重苦しくなる。

「そんなに妖夢の事が嫌い?どうしても許せない?」
「あの子が貴方に……許してもらおうと、あれ程尽くしているのに?」

「あいつは……あいつは、アンタに言われてやってるだけじゃ……」

「私は助け船を出しただけよ。あの子が……悩んでいたから」
「どうか……あの子の事を誤解しないであげて」

幽々子が俺の言葉を待つ様にこちらを見つめている。

「足が治ったら……まぁ、そうだな。時々会ってやるぐらいなら」

「本当に?」

「会うぐらいなら、な」

これは嘘だ。足さえ治れば、こんな所とはこれきりにしたい。それが本音だ。

「本当に……会ってくれるの?」
「会うだけでいいならな!」

これも嘘だ。妖夢とも、幽々子とも、これきりにしたい。
しかし。正直に本音を言って幽々子を刺激しない方がいい。
妖夢絡みになると、幽々子には妙な凄みがある。下手に触らない方がいい。

幽々子はこちらの真意を測る様に俺の顔を見つめていたが、やがて

「そう、良かった。妖夢もきっと喜ぶでしょう」

「それでは明日にでも医者を呼びましょう」

と、にっこり笑った。


・・・・・・


次の日。


俺の部屋に医者がやって来た。


あの医者が。大勢の助手を連れて。
0229名無したんはエロカワイイ
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2011/02/02(水) 16:39:27ID:ppUePs0SO

「何でこの藪医者がっ!」

「だって、幻想郷一の医者と言えばこの方しかいないもの」

医者の脇で幽々子がにやにや笑う。
暴れようとする俺を、医者の助手たちが押さえ付ける。

「何をするつもりだ!!」
「触診よ」

感情のこもってない声で医者が答えたかと思うと、俺の右足を無遠慮に触りだした。

「痛い!」
「じっとしてなさい」

しばらく触っていたかと思うと、医者は幽々子と話し始めた。

「結構ひどいわね」
「仕方ないのよ」
「気は進まないけど」
「でも、やってくれるんでしょう?」

「一体何の話なんだ!?」

医者も幽々子も何も言わない。

助手が俺の口を抉じ開け、妙な液体を無理矢理飲ませる。

「な、何を飲ませた?」
「麻酔薬よ。これから手術するから」

医者は平然と答える。

「手術だと!?幽々子、これは一体どういう事に……」

幽々子はにやにや笑うのみ。


次第に俺の意識はぼんやりしてきた。



・・・・・・



「この酒……大分水で薄めてるな」
「いい酒が飲みたきゃ払うモン払って下せぇよ」


酒屋の親父がぶっきらぼうに答える。

「もう少し待てよ。暮れまでにはツケも払えるさ」
「それじゃあ困るんですがね」

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