お待たせしました
ロザセシ夜這いの、ローザが男体だったらver
セシルちゃんが僕っ子、ローザが女言葉のままです



満月が妖しく光る夜、女聖騎士セシルは休息をとるため、寝やすい服に着替えようとしていた。
すると、そこへ――。
「セシル!」
「ローザ!?いきなり入って来ないでよ!」
一体いつからそこにいたのか、急なローザの掛け声にセシルは身を竦める。
「ごめんなさい。……あら、セシルその格好は?」
ローザの目に入って来たのは、着替えかけのセシルの下着姿。
大きな胸は下着で締めると苦しいので晒した状態だったが、秘部を覆うパンツは純白の、紐で留める物だった。
「ローザ、こ、これは……その……」
「とっても似合ってるわセシル!……もしかして、その気なの?」
「え?」
口の端を上げ、笑みを作りながらローザはセシルの座るベッドに歩み寄る。
そして、セシルの目の前までくると、ゆっくりと自らをの身体を覆う衣服を解いていった。
「今日は、一緒に気持ち良くなりましょう……セシル」
「ローザ、それは!?」
セシルが目の当たりにしたのは、いつもの女体のローザではなく、逞しい体つきの男の身体の彼女……いや、彼だった。
無論、その下腹部にはそそり立つ男根が。
「私にもよく解らないのだけど、目が覚めたらこの身体になっていたの」
「……」
言葉を失うセシルに、ローザは窓の外を眺めながら、更に続ける。
「今夜は月が綺麗ね。もしかしたらそのせいかもしれないわ」
身体が男とは思えぬくらいの美しい笑顔をセシルに向けながら囁くローザ。