>>63を元に

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「ごめんカイン…ずっと黙ってたけど、ぼく実は女の子だったの…」
それは士官学校入校前日、幼馴染からの衝撃的な一言から始まった。
確かにコイツは小さいころから女の子みたいで可愛いと思った。
今では国中の女たちまで羨むほどに整った美しい顔に透き通るような色白な肌。
だけどコイツは俺と同じ男。だが今日この一言で覆された。
士官学校の寮では、俺とセシルは相部屋になった。
翌日に入校式を控えて届いた制服を試しに着て確認しようとする際、
なかなか着替えようとしないセシルに無理強いをしようとすると困り果てた挙句に言った。
「女の子って…まさか…」
「陛下がどうしてもぼくを騎士として育てたくて、みんなには内緒で男として…」
 いくらこんなに綺麗なヤツとは言え、余りにも唐突すぎて俺は信じられずに、つい勢いに出てしまった。
「な、何だと!?だったら証拠を見せろ!」
抵抗するセシルの服を無理矢理脱がした。
上着のホックを外し、胸元を強引に開くと目の前にはぼろんと擬音が聞こえてきそうな大きな乳房が露になった。
思えばセシルはいつも身体のラインを隠すかのように、ゆったりとした服装ばかりだった。
こんなでかい乳房だ、ぴったりな服など着たら女だとすぐにバレる。
「や、ちょっと恥ずかしいよ!」
顔を真っ赤にしてたじろぐと同時にその真っ白な胸も大きく波を打つ。
しかしこれほど大きいのに胸は垂れるどころかツンと上向きで俺の理性は吹っ飛んだ。気がついたらもうセシルをベッドに押し倒していた。
「すげぇ、俺の手にも余る…」
左右の乳房を鷲掴みにして、最初は優しくしていたが、程よい弾力に魅了され、揉む両手にだんだん力が入る。
「やめてよ!あぁ…!あぁん!」
そんな彼、いや彼女の声など気にせずに更に薄いピンクの乳首を人差し指の腹で転がすように撫でてやる。
「いやっ!あん!なんかおかしくなるーぅっ!」
「なんだよ、お前、おっぱいだけでこんなに感じてんの?」
だんだん俺も意地悪するように、人差し指に親指も加え、両方の乳首を捏ねる様に摘み、くりくりと弄る。
セシルが感じてると同時に乳首は硬く、ピンと勃ち始め、左手はおっぱいを弄ったまま、反対側の乳首を舌の先で舐めてやったり、口に含み吸い付いた。
「何、この感じ…ぼく、おかしいの…!?」
そんな言葉を無視してわざと音を立てて、強く乳首を吸ってやると、なんとも艶めいたセシルの喘ぎ声が響く。