メイド服と機関銃 [無断転載禁止]©2ch.net
メイド服と機関銃はジャンルはスタイリッシュメイドアクション ストーリー
時は未来。全時代征服を企む謎の組織がタイムマシンを強奪、歴史を書き換えるべく過去へとワープして行った。
マシンの発明者である博士は、少年時代の自分自身を組織から守らせるため、タイムマシンを内蔵したドジなメイドロボを新たに開発、組織を追跡させる。
かくして現代を舞台に、未来から来たドジメイドロボによる気の抜けたような戦いが始まった。 メイド服と機関銃のジャンルはスタイリッシュメイドアクション 特徴
ステージは全8面で、順番に攻略する。分岐は存在しない。 各面のクリア時にS・A・B・Cの4ランクからなる評価が行われ、スコアが与えられる。
基本はアクションによるステージで、ベルトスクロールアクションのように敵を全て倒すと次のエリアに進めるようになっている。 3面と6面はシューティング風の特殊ステージとなっている。 主人公には装備品の概念がある。主力武器の「ライフル系」、補助武器の「拳銃系」、必殺武器の「重火器系」、そして「コスチューム」の4系統。最初は各1種類しか持って
いないが、条件を満たす事で新しい物が追加され、換装が可能になる。
この他、接近戦用の「刀」も持っているが、これだけは1種類しか存在せず、換装はできない。
スコアはお金を兼ねており、ライフル系の武器を改造できる。攻撃力アップ・装弾数アップ・重量の軽量化の3項目で、1つの銃に付き3回まで改造できる。各項目に3回ずつではなく、「1つの銃に」合計3回までである事に注意。
更にコストを払う事で、無改造の状態に戻す事も可能である。
登場する火器類は、どれも外見・名称共に実在する銃のパロディである。
ライフル系は弾数の概念があり、0になるとリロードしなければ撃てなくなる。
拳銃系は通常では撃てない。敵に攻撃された際にタイミング良く△ボタンを押すと「回避」を行う事ができ、更にタイミング良く□ボタンを押す事で「反撃」とし
て発射できる。この「回避→反撃」を連続で行えば「コンボ」として扱われる。
重火器系は敵に大きなダメージを与えられる。この他、必殺技である「バズーカ攻撃」があり、画面中の敵全てにダメージを与える。重火器とバズーカの攻撃は
「精神力ゲージ」を消費する。
一度クリアすると、任意の面を選んで再プレイできる「フリーモード」に変化する。
同時に、敵の数が増える「EXモード(所謂ハードモード)」も出現する。EXはクリアしてもフリーモード化はしないので、1面から順にプレイしていく必要がある。
各面の冒頭には、主人公のモノローグによるストーリー説明がある。2周目と3周目では、それぞれ違うキャラのモノローグに差し替えられ、それ以降はその3人のどれか
のモノローグがランダムで流れるようになる。 問題点
クリア時の評価は、受けたダメージの合計・消費したライフルの弾数・最大で何重のコンボを決めたか・どれだけ難度の高い「決めポーズ」を取ったかの総合で判定され
る。つまりタイトルとは裏腹に機関銃を撃てば撃つほど評価が下がるという仕様になっている。
拳銃は弾数に関係無く撃てる為、コンボの評価アップも兼ねて使用したいところだが、ライフルと同じ□ボタンで発射されるため、コンボを決めようとすると撃ちたくも
ないのにライフルの方を発射してしまう。
刀による攻撃は、ボタンの押し方によって様々な技を出せるのだが、その押し方の判定がシビアで、狙った技を出すにはコツが必要となる。更に攻撃のモーション自体がもっ
さりしている。
しかもザコの中の1種類を除く全ての敵は常に格闘ゲームで言うところのスーパーアーマー状態である為、下手に技を出してしまうと敵はその間に平気で反撃してくる。
「ダメージ合計」の評価は、1ダメージ受けただけでSからAランクに下がる。つまり、Sランクを取るには全くダメージを受けてはいけないのである。
△ボタンの「回避」の性能が高く、敵に攻撃されると自分が何をしていても最優先で回避してくれる。つまり△ボタンを連打してさえいればほぼダメージを受けなくなる。
ステージの最初にライフルを1度撃ち尽くしておき、リロードをせずに敵の中に飛び込み、□ボタンを押しっぱなしにしつつ△ボタンを連打すればどんな相手に対しても
無敵となれる。連打する指が疲れない限りは。
この事が原因で「ジャンプ」と「側転」は、ほぼ使い道の無いアクションと化している。
ライフルの弾数を回復するアイテムは実質「お邪魔アイテム」となる。
装備できる火器3種類には「重量」の概念があり、この合計がコスチュームの「重量許容数」を超えてしまうと装備できなくなる。しかしこの重量の設定がメチャクチャで、
組み合わせの自由度は皆無に等しい。
コスチュームは4着あるが、そのうち3着の重量許容数は同じ。残りの1着だけは制限が無い為、これを入手すればようやく自由に持ち替えられる様になるが、これの入手
条件は「他の装備品を全て入手する事」である。
ライフル系だけは、改造の「軽量化」によって重量を減らす事はできる。というか撃つとペナルティを受ける武器なので威力や弾数を増やしても意味は無いという事も
ある。
しかしこの改造費用がやたらと高い。結局、非常に限られた装備の組み合わせを駆使して最後のコスチュームを目指すのが近道である…。
ここまでお読みいただければお解りかと思うが、本作におけるライフルは主力武器のはずなのにただの邪魔な存在でしかない。
軽量化の為に必要なスコアを稼ぐには評価を上げなくてはならない、装備を自由化する為のコスチュームを得る為には全ステージを高評価でクリアしなくてはならない。しか
しライフルは、ただ撃っただけで評価が下がる、コンボ部門の評価を上げようとすると勝手に発射してしまう…。
何をするにもライフルに足を引っ張られるのだ。むしろ他の装備を改造できた方が、救済措置にもなっただろうに…。ファンブックでもスタッフがこの事をチクリチクリとぼやいている…。
隠しコスチュームに着替えると、他の能力は上がるのに携行弾数だけは減るというのも、意味ありげな設定である…。 ザコの中に、パンチと体当たりで攻撃してくるタイプの敵が存在するが、この敵のパンチ攻撃にはなぜか当り判定が存在しない。
いくら殴られてもダメージは受けず、よろめきもしない。それどころか敵の腕が主人公の体を突き抜ける。ファンブックにはパンチの攻撃力も書かれているため、バグ
である模様。
特殊ステージである3面の仕様がおかしい。2つある窓から敵を狙撃するというステージで、3分間で何体倒せたかで評価が決まる。ゲームオーバーになる事はない。どちらの
窓に何体現れるかはランダムである…
のだが、左の窓から敵を撃とうとするとなぜか主人公は近付いてくる敵からわざわざ目を逸らそうとする為、なかなか敵に照準を合わせる事ができず、無駄に時間を消
費してしまう。
敵を1体見逃し、それを諦めて次の敵を狙おうとしても、主人公はなぜかもう間に合うはずのない前の方の敵を目で追おうとする事があり、結局2体とも逃がしてしまう
ことまである。
更に弾丸の当たり判定自体もおかしく、明らかに敵のグラフィックに当たっているのに外れた扱いになる事もザラ。
この面では「倒した敵の数」だけで評価が決まるため、単純に敵の出現数が多いEXモードの方が高評価を取りやすい。
なお、弾丸は発射したと同時に命中するので、『SIMPLE1500シリーズ Vol.56 THE スナイパー』の様に時間差を計算して撃つ必要はない。明らかに何kmも先を狙って
いるのに即命中するが、まあそこは未来の技術だって事で、ひとつ。
セーブデータが1つしかない。また、セーブは「セーブしますか?」と確認があるが、「ロード」は選んだ瞬間ロードされてしまう。セーブとロードは同じコマンド内で行うた
め、間違って選んでしまいやすい。
スタッフによれば、元はメイドが人間の敵を射殺しまくるソフトという企画だったが、マンガチックなメカの敵を倒すポップな内容に変更したという。しかし初期の企画の名
残なのか、BGMはやたらと荘厳だったり悲壮感漂うものだったりと陰鬱な曲だらけで、ミスマッチを通り越して気が滅入ってくる。 評価点
登場人物の台詞はフルボイス。4人しかいないけど。 総評
とにかくプレイしていると指が疲れる、典型的なSIMPLE2000のアクションゲームである。
主人公はメイドロボだが、別にエロいわけでもなく、ただメイドロボだというだけ。
とりあえず自分がメイド好きだからという理由だけで買ってはいけない。 ゼルダは弓ゲー。
大鷲の弓、古代系の弓などは機関銃を遥かに凌駕するほどの威力を誇るぞ。
神トラでは弓矢はかなりの威力を誇り、弓矢でしか効かないモンスターも当然居る。
銀の矢にすると、更に威力が上がり、デグアモスを一発で倒してしまうほど。
大鷲の弓にて、電気の矢や爆弾矢を放った場合は実質的に重火器系の機関砲並みの威力となる。
光の弓矢は最終戦のみで使う武器なだけに、攻撃力はかなり高い。 ゲーム批評 THE メイド服と機関銃[PS2]
■一言レビュー
究極冥土地雷クソゲー
■インフォメーション
発売日:2006年8月10日
価格:2100円[税込]
ジャンル:アクション
開発メーカー:RIDEON GAMES
公式サイト:http://www.d3p.co.jp/s_20/s20_105.html
■プレイヤーステータス
クリア:済
プレイ時間:2時間
購入日:2006/08/10(発売日)
購入価格:1,890円(新品)
プレイ状況:1周クリア
■評価値
難易度 :★☆☆☆☆
独自性 :★☆☆☆☆
物語 :★☆☆☆☆
美術 :★☆☆☆☆
音楽 :★☆☆☆☆
快適性 :★★☆☆☆
熱中度 :★☆☆☆☆
対満足度評価額:200円
ロード時間 :普通
点数:20点(一応遊べるので+10補正込)
総評
クソゲー。近年よく見るクソゲー。久々にひどいと思わせられた
ゲームだった。今年こ
そはステキな恋の予感がする。それはいつも予感だけで終るのだが、事この
ゲームに関しては絶対に今後自分に悪影響を及ぼすという確信がある。それほ
ど面白くなかった。近い将来ワゴンで100円とかで売られるよ、きっと。
このゲームからは「ゲームを面白くしよう!ユーザに楽しんでもらおう!」と
いう意志が全く感じられなかった。世はまさに大メイド時代。「メイドが流
行っているから出せばとりあえず買ってくれるだろう」という安易な考えで開
発されたとしか思えない。実際、開発陣がそうだと認めているから始末に終え
ない。まさに企画先行型のゲームだった。ネタになればという思いがあったと
はいえ、それにまんまと乗ってしまった自分が情けない。こんな気持ちになっ
たのは初めてだ。
全8ステージをクリアするのに要した時間は2時間あまり。その間に一
瞬たりとも面白いと思える瞬間がなかったのが凄いといえば凄い。エンディン
グのスタッフロールを、爪を切りながら適当に流し見してしまうほど、達成感
と終始無縁であった。 グラフィックはショボイし、いかにも駄作な雰囲気が漂っていた今作。メイド
スタイルというおバカなシステムが、ひょっとしたらバカゲーとして化ける可
能性があるかもと買ってみたが失敗だった。バカにすらなりきれてない。天然
が自分を天然と自覚したかのように、わざとらしさが見え見えで全然笑えな
かった。
正真正銘のクソゲーだった。
所詮はSIMPLEシリーズ。元が2,000円なんだからそんなに熱り立たなくて
も……と思われるかも知れないが、2,000円の価値すらないゲームなのだから批
判されても仕方ないと思う。
このゲームにも、ベタとは言え魅力的な設定があり、突き抜けられるチャンス
はあったと思うが、アクションも、ストーリーも、音楽も、グラフィックも、
全て全て全てッ!どうしようもないくらいに普通であり、故にクソゲーとして
終ってしまっている。いっそのこと思いっきり弾けた方が良かったのではない
かと思う。 『THE メイド服と機関銃』とは、D3パブリッシャーから販売されたプレイステーション2用の3Dアクションゲームであ
る。
概要
SIMPLEシリーズのPS2レーベルである「SIMPLE2000シリーズ」のVol.105にあたる作品。
開発はライドオン・インコーポレイテッド。
メイドを操作して、わんさか出てくるチビメイドロボや戦闘兵器を機関銃や刀で撃ち倒し、ステージを進めていくアク
ションゲーム。
アクションゲームとしては単純な出来の、SIMPLEシリーズらしい内容である。