12月23日 ソニックアドベンチャー(セガ)

判定:たわしも〜明るく〜♪

大味な箱庭空間なソフトや閉塞空間内でそれ専門の動きしかできない窮屈なソフトばかりが犇めく中で、やっと開放感を得られたソフト
フィールドを自由に散策する悦びに浸れたソフトはこれが初だったのではないでしょうか。サターン同様、バーチャルが売りなら
「このハードのバーチャル世界を見せてみろ」というのがユーザーの要望、心情ですからね。よく期待に応え、よく売れたと思いますよ
しかしこのクラスのハードにくるとスクロールするたびに一瞬だけグラフィックが滲むように崩れ、それを長時間見連続で続けると次第に
気分が悪くなっていくという、世に言う「3D酔い」の症状を訴える者が多く出てきました。このソフトは普通のアクションステージだと画面が
勝手にスクロール進行するレースゲームのようなものなので問題ありませんが、フリー散策モードだと3D酔いの発生条件が整うようです
右へ左へと走ってる内に次第にこめかみが締め付けられて目が回る…そんな書き込みをされてしまうと開発関係者も黙ってはいません
すかさず「お前の三半規管がおかしい」と返します。以降の3D酔いの苦情はすべてこのカウンターでキめていきます。開発側だったら
誰でもそう言いますね、正しいです。とりあえあず3D酔いから回復するには約2時間の安静が必要という事を覚えてプレイしましょうね、はい