人いるかどうか分からんけど、押し入れから当時のサタマガ(ソフト発売直前頃の号)が
出てきたので、一部記事を抜粋

この号では、当時発売が迫っていた幾つかのRPGを別冊付録内にまとめて紹介している。
エアアド以外にも「天外魔境」「シャイニング・ザ・ホーリィアーク」「テラ ファンタスティカ」等が
特集されており、付録の表紙もこれら4作品の主役キャラクターが飾っているのだが、他3作品が
イラストであるにも関わらず、我らがヘンリーのみゲーム内のCGで参戦。これだけでもはや異様。
永野護が命がけでイラストの使用を拒否したんだろうか・・・

特集内では柴田賀盆のコメントが見どころ。
「シナリオを上げた時に「よくこんな恥ずかしい話を書く人がいるね(笑)」なんて意見も
あったんですが、結局は若い感性で押してみようじゃないかということになりました」
「唐突な展開や、わけわかんなくなっちゃう部分もあったりするんですが、それはそれでいいやって
いう感じなんです」「「そのほうがかっこいいよね」とか「ここで馬に乗りたいよね」という
勢いを大切にしました」「細かい部分まできちんと作り込んでいます。「こんなのやんなくても
いいじゃん」っていう声もあったんですが、そういうのもやってこそエアーズなんです(笑)」
「RPG未体験の人に遊んでほしい。エアーズでサターンを買ってくれるような人」・・・・・・
発売後の悲劇に深く関係してそうな、重要な伏線が多々散りばめられており戦慄は必至。

本誌での新着ソフトチェックでは編集部より
「ストーリーを味わう事に重きをおいている。キャラの動きや、戦闘時のモーションも高い描写力で
見応えあり」との事。では最後に編集部からの印象的なこの一文で〆たい。
「RPGに多い「達成感」の充足よりも、テイストによる「満足感」を求める人には待望の一作といえるだろう」