16機を撃墜したリヒトホーフェンはプール・ル・メリット(ブルーマックス)勲章を受賞できる立場になり、
皇帝も授けたいのだけども、それには「係留気球を一つ含む」という規定があって、リヒトホーフェンは
それを満たしていなかったため、軍当局が「気球はいずこにありや?」と催促。
しかし、リヒトホーフェンからの返信は「敵気球はまだ空にあり」と全然やる気なし。
そのうち17機目も撃墜しちゃったもので、軍当局の方が折れて特例で勲章を授与することになった。