面接官「特技は一撃離脱とありますが?」
学生 「はい。一撃離脱です。」
面接官「一撃離脱とは何のことですか?」
学生 「飛行機動です。」
面接官「え、飛行機動?」
学生 「はい。飛行機動です。Fw190で、射撃したあと急降下して逃げます。」
面接官「・・・で、その一撃離脱は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。旋回が得意なイギリス軍機を撃墜できます。」
面接官「いや、当社にはイギリスの飛行機は飛んできません。それに何もしないのに撃墜したら戦争になりますよね。」
学生 「でも、ハリケーンも落とせますよ。」
面接官「いや、落とすとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「後方上空からMKを打ち込むんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それにMKって何ですか。だいたい・・・」
学生 「Maschinen Kanoneです。機関砲ともいいます。機関砲というのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?やりますよ。一撃離脱。」
面接官「いいですよ。やって下さい。一撃離脱とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。俺の機体は修理中みたいだ。」
面接官「帰れよ。」