8、エビカニ類
ハゼ同様、東京湾全域に生息する底生生物。シーバスの好物で年中捕食されているがイワシやアジが姿を消す時期は特に重要度が増す。なお梅雨過ぎると河川には手長海老が沸き、シーバスは河川を登ってそれらを夢中に捕食するため夜のどシャロー狙いで爆釣が起こる。

9、イソメ類
東京湾全域にいるが特に湾奥側に多くシーバスの重要な餌となっている。バチ抜けパターンは有名だが、バチが水面を漂うのは産卵時期のみで基本は底をウネウネしている生き物だという事を忘れてはならない。「基本的に水面に居るベイトではないのだ」

10、ボラ稚魚系
東京湾奥に凄まじい数居るが、シーバスが好んで食うことは少ない。釣ったシーバスがイナッコを吐き出したなど確信が得られる場合以外はベイトとしての期待はしない方が良い。

11、サッパ
どちらかというと暖かい時期のベイトだが初冬は湾奥でも見かける。コノシロの下位互換という位置付けでベイトとしてそこそこ期待できるが移動しやすく不安定。

12、ヒイカ
シーバスが特に好むベイトの1つ。釣り方がクリア系のシンペンやワームのリフト&フォールと独特なのでとっつきにくいがサヨリなどと比べるとずっとマシ。年によって入りがバラつくので安定にかけるが期待値は高い。