独身の頃は、「竿もリールも1万円未満のものは釣り具として認めない」などと
うそぶいて、中〜上級品ばかり使っていた。
でも、結婚して子どもが生まれて大きくなり、一緒に釣りに行けるようになった時、
折ってもいいようにとプロマリンやOGKの2〜3千円台の竿を与えたところ、時代
とともに性能が上がっており、自分でも使ってみたら、ガイドが錆びやすいなどの
耐久性を除けば、実釣上何の不足も無いことが分かった。

ちなみに安竿のガイドのうち、ガイドフットが逆「A」字や「Y」を二つ合わせた
ような形の物は、スチールか質の低いステンレス製(いずれも磁石に付く)なので、
おろす前にガイドリングとフレームの間に低粘度の瞬間接着剤を流し込んで水の侵入
を防ぐようにし、ガイドの円滑性向上と防煙を兼ねてシリコンスプレーを吹きかけて
から使っている。