四六時中、暗記した税法の条文や手が壊れるほど電卓を叩いて挑んだ計算問題は実務ではほとんど役に立ちません。

なんせ、条文なんて暗記しなくてもスマホで調べればすぐ判りますし、残念ながら改正が入ってしまえば、せっかく覚えた税法も過去の遺産になってしまいます。

また、計算問題もぶっちゃけ会計ソフトに打ち込んでしまえば、税金を計算をしてくれます。

もっといえば、税理士試験はマニアックな試験ですから、実社会ではほとんど起きないような事例が問題で出るため、超イレギュラーな計算ができても、実社会では使う場面はほぼないでしょう。