監査論の実務的な問題が難しく感じるのは手続きやったことないとどの証憑にどんなこと書いてあって
それをどこと照合するんか分からんからやで
例えば得意先元帳って簿記で勉強したことあるやろ
売掛金の補助元帳で得意先ごとの売掛金の計上と回収が記載されとおで
そこの回収日と金額を入金証憑と照合するんや
当座勘定照合表ゆうて銀行から送られてくる当座預金の入金と出金の履歴が記載されとお紙や
当座預金は通帳に記帳は出来ひんし
取引が多すぎるからやけどな
当座預金やと利息つかへんし普通預金を決済用の口座にしとる会社もある
それやったら銀行から送付された入出金明細とかファームバンキングゆうて銀行端末を会社に置いてやっとるならそこから出力した入出金明細とか預金通帳と照合やな
支払条件は契約書にあるが
契約書までつくっとらん場合は注文書に載っとることもある

こないな風に模範解答ではかいとらんことをわかったうえでやないとわいの模範解答レベルは書けへんねん

何となくかけとるように思える答案も実は中身を知っとるもんからしたらありえへんねんで

それをわかるように受験生が時間をどれだけ割けるか難しいが
実証手続と監査実務 新日本著
はメッチャええで
実務家たるワイが見ても分かりやすいやで