ちなみにお前ら、大学院の博士後期課程(ドクター)まで進学して、税法に関するテーマ
で博士論文を書けば税法三科目免除なのは知っているな?
今までは、@ドクターはコスパが悪過ぎる、Aドクターの世界を舐め過ぎ、Bドクターで
三年も研究生活を続けるくらいなら、修士+国徴の方がよっぽど楽といった論調が多かった。

しかし、昨今はその常識が覆りつつある。F欄院でも、いっちょ前に博士後期課程を設置し
ている大学は意外にも多く、体裁的に「博士号」の学位さえ取れればいいのだから、穴場の
院もあるんじゃないかという論調も不深く存在していた。

この俺様が、F欄ドクター三科目免除の実態を晒してくれよう。
業界の人間なら、テーマを見れば、明らかに博士論文になどなり得ないようなものが溢れ返っ
ている。今から、そのソースを見せよう。

・熊本学園大学
「中小企業の再生の税制に関する一考察」
「過少申告加算税と重加算税における不確定概念 : 予測可能性の観点から」
「所得税法上の所得控除と必要経費の研究 : 包括的所得概念下における所得構成要素を中心として 」
「無償譲渡等取引に係る「収益の額」の研究 : 制度史における法人所得課税を端緒として」
「事業承継税制の現状と課題 : 事業承継における非上場株式の評価等を中心として」
「税法における違法支出金の控除可能性」
「源泉徴収制度と納税者権利保護」
「「租税特別措置」の研究 : 引当金・準備金を中心として」
「企業会計の利益概念の変容と法人税の課税所得の関係」
「わが国の所得課税における課税所得概念の研究 : 所得税法と法人税法における譲渡・無償取引を中心にして」

ソースは、「CiNii」  https://ci.nii.ac.jp/d/?l=ja
「熊本学園大学 税」で検索したら、これだけ出てきた。
まともな院なら、修士論文のテーマとしても成り立つがどうか怪しいテーマばかりだぞ!(;゚Д゚)