会計士を切り捨てて作家を目指すスレ
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>>1
とりあえずここで小説連載してみろよ
どうせおまえクチだけだろうけどな ある日、僕は思った。
「そうだ、会計士を目指そう」
それが全ての始まりだった…
新連載『どん底』はじまるよ〜 僕は20歳の大学二年。
商学部に通い、今日も講義を受けていた。
「ふわ…眠い…」
教授が何気なく一言放った。
「私の教え子で、会計士をやっていて今年独立した者がいる。」
「かい…けいし…」
会計士のことは何となく知っていた。ただ、詳しくは知らない…
「とりあえずTACに行ってみるか…」
続く そう思い立った私は、早速、近所の某TACに向かった。
薄暗い某ビルに入り、小汚いエレベーターで受付へ。。。
そして受付に到着すると、一転して、その綺麗さに目を疑った。まるで洞窟を抜けると
そこに桃源郷があったような。。。
まず、受付の女性の美しさ。全員がミスヤンマガに選ばれてもおかしくない美しさだ。
そして、フロアも隅々まで綺麗だ。清掃がいきとどいているのだろう。整然と置いてあるテーブル
はまるで彦麻呂が食べた後の皿のように光輝いていた。
ふと、受付の上の壁に一枚の写真が飾られているのに気が付いた。それは一人の
男性の肖像であった。その男性は、すべてを包み込むような優しい笑みで、まるでここを訪れる受講生を
祝福しているかのように見えた。
「この人の名前は。。。?」私は気になって、額縁の下に書いてある名前を見た。
「斎藤。。。博明。。。?」そう書いてあった。これが私と博明との出会いだった。
続く 「この優しそうな男性も会計士資格を持っているのか…」
考えること1分、僕は会計士になることを決意した。ふと、先輩の言葉を思い出した。
『会計士講座はAXLだよ。』
続く しかし、先輩の言葉は思い出しただけで、私の行動には何ら影響を
与えなかった。なぜなら、その先輩は私の女を奪った許せない男
だったからだ。
その女は「純子」といった。バストはIカップ、顔は夕樹舞子似の美人
であった。あの夜は彼女と何回戦たたかっただろう。。。
続く
早速 結局TACを選んだ僕は早速自習室に向かった。
『ダンダンダダダッ!』
僕は回りの電卓を叩く勢いに圧倒された。
「これが会計系最高峰資格…公認会計士…」
折れそうになる心を何とか奮い起こしながら講義が行われる教室へ。
続く >>10
夕樹舞子似っておまえ・・・・
俺と同世代だなw 講義が行われる20分程前に教室に辿り着いた。
学生らしい受講生が多いが、明らかに大学生ではない感じの受講生も
いる。ただ、全体的に年齢層は20代が多い感じだ。まだ授業が始まって
いないせいか、受講生同士おしゃべりしているものもあり、リラックスしたムードだ。
「ふう、エライとこに来ちまったな。。。」正直な感想だった。
自習室に入った瞬間、「ピーン」と張り詰めた空気に圧倒された。
そこにいた受講生達、つまり俺のライバル達は、周りを一切気にせず
無心で電卓をたたき続けていた。女性の受講生の中には、化粧等をせず
ジャージのようなもっさい服を身にまとい、マスクをつけてただひたすら電卓を打つ者もいた。
机に無造作に置いてあった本の分厚さにも驚嘆した。「会計。。。法規。。。集」
そう書いてあった。「覚えろってか、あんな分厚い本を。。。」思わずクスリと笑ってしまった。
すると、受講生達が一斉に私をにらみつけた。その目は、まるでエレベーターの中で
屁をした乗客に対する視線のように厳しかった。
「こいつら、ハンパねえな。。。」そう思い、軽く頭を下げてそそくさと
自習室を出たのだった。
続く
講義が始まる10分程前になると、「本日のレジュメをお配りしますので、
こちらまで取りに来てくださ〜い♪」という明るい女性の声が聞こえた。
早速、レジュメを取るために席を立とうとしたが、既に長蛇の列が出来て
いたため、しばらく待ってから取りに行くことにした。
周りに知り合いもおらず、所在なくテキストをパラパラめくってみたり、
並んでいる受講生をチラチラ見て時間をつぶしていた。「みんな頭良さそうだな。。。」
正直な感想であった。
続く ふと、懐かしい匂いがして横に座っている女性を見た。
すると、そこにいたのは純子であった。「えっ、何やってるの?おまえ。。。」
不覚にも全然気付かなかった。
「勇誠君!?びっくりした〜、全然気付かなかった〜(笑)うそ〜(笑)何って、会計士の授業受けてるに決まってるでしょ〜(笑)
勇誠君も勉強始めたんだ、すご〜い(笑)」
「何が凄いんだよ」と一瞬ムカついた。27にもなって相変わらずバカそうにしゃべる女だ。
でも、相変わらず胸はデカかった。
続く
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