「親戚が集まるんだから髪くらい切ってきなさい」と30歳すぎて
親から散発代を渡される惨めさ。

散発に言ったら床屋の親父に「○○クン久しぶりだね、今なにやってるの?」
と無神経な質問をされ、言葉を詰まらせる悲しさ。
おまけに「頭にも木枯らしが吹いてるねえ」と暗にハゲてきたことを告げられ涙。

帰宅し玄関を開けようとしたら
「また、お兄ちゃんを甘やかして〜。お金なんて渡すから働かないんだよ!」
「仕方ないでしょ、親戚の前に浮浪児みたいな格好で出せないんだし」
という妹と母親の口論が聞こえてショック。口論が終わる頃までコンビニで時間つぶし。
コンビニ店員から「アイツまた立ち読みに来たよ」的な目線で見られる。

30無職が髪を切るのを想像しただけでワクワクしてきた。