久米正雄の小説に嫌疑というのがあってそのストーリーは苦学している
旧制高校生の主人公の所にある日突然父親から手紙が来てそこには
俺は郡の役所を辞めて一大事業をする、三年くらいで大金持ちになる
俺を無能だと嘲っていた奴を見返してやると書いてあった
主人公はその詳しい理由を手紙で聞くんだけど父親からは何の返事も無い

そのうち実家の隣家の人から手紙が来てお前の親父が朝から茶碗を叩いて
歌を歌っているので行ってみたら飯櫃の上に登って踊っていたから病院に入れた
と書いてあった
主人公はそのとき既に寮の放火未遂の疑いを掛けられていたし一人しかいない
肉親の親父が発狂したのでもういいやと最後は鉄道自殺してしまう
損師のサプリ事業をみてそんな話を思い出した
損師もそのうち踊り出すんじゃなかろうか