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投資家視点は「港区女子」に学べ

 投資家視点を備え、それを実践しているわかりやすい人たちがいます。それは「港区女子」です。彼女たちこそ投資家視点を持ち、体現している存在だと思います。
仕事もせずに裕福な生活を送っている港区女子たちは意外にも、プロの投資家顔負けの投資家視点を持ち合わせているのです。

 港区女子は、東京都港区、なかでも六本木や麻布十番、西麻布、青山あたりに出没し、容姿の良さと若さを武器にゴージャスな生活を送る女性たちのことです。
はた目には本業はよくわからない人が多いのですが、彼女たちはお金には不自由していません。

実業家や芸能人、ハイスペックなサラリーマンなどの知り合いが異様に多く、毎夜のごとく派手なパーティーや合コンに参加しています。
彼女たちにとっては、いかにセレブでお金持ちの男性をゲットできるかがが究極の目標といえます。

 港区女子たちは出会った人の中からお金持ちの人を選んで付き合うのではありません。次はこいつが伸びると思うお金持ちの男性を、まるで投資案件のように探し求めます。

 成長可能性が高い男性を見つけたら、まずはその人といかにして知り合いになるかを考えます。
友人や知り合いの会社経営者のつてなどをたどり、食事会をセッティングさせるなどして、あたかも偶然のように投資対象の男性とに近づきます。
そこから自分のリソースを最大限に投資して次第に距離を縮め、最終的にはその男性を手に入れるのです。

 投資家と港区女子の本質は同じです。彼女たちにとっては金融商品ではなく、人間が投資対象なのです。彼女たちは実際の投資も得意です。
実際、僕の知っている港区女子は総じて投資がうまい印象です。

 成功している港区女子はたいがい、有名な会社経営者や芸能人とお付き合いしています。夜な夜な食事会に繰り出し、さまざまな人とのコネクションをつくっていきます。
 なかでも上場企業経営者の知り合いが多く、情報をたくさんもっています。将来有望そうなお金持ち男性のデータベースが非常にしっかりしているのです。
彼女たちは知り合った相手の会社のホームページは必ずといっていいほどチェックしています。人によっては四季報などもしっかりとチェックしています。
(続く)