もう辞めた会社。
3年くらい前かな…

未だにその会社へのモヤモヤが消えない。
たまにフラッシュバックしてはしばらく黒い気持ちで心がいっぱいになる。

その会社は従業員50人ほどの小さい会社で、私のいた部門だけ、昇進のフローがなかった。
というのも、フラットな組織だったので役職者はもちろんいたが「対外的に役職をつけているだけ」というのが基本の考え方。
ただ、実質のリーダーや管理者はもちろんいた。

私はその会社のその部門の中では有難いことに「かなり仕事が出来る」と評価され、色々な案件を受け持っていた。

ただ、評価はされていたが実質ポジションや給料にそれが反映されることはなかった。
常々上司にそこの不満は伝えていた。
ただ仕事は面白かったし、やり甲斐を感じていた。

ある時かなり炎上してしまった案件に、火消し役としていきなり投入された。
それ自体はよくあったが、今まではレベルが違った。

しばらく出張して、昼間は客先、夜はホテル内で朝までずっと仕事をしていた。

その案件が収束した時に、社長から全体へメールが飛んだ。

「今後、◯◯の製品に関する内容は全て私の方にやってもらう」と…。

寝耳に水だった。
正直、何故自分がこんな思いしてる上にまとめて自分がやらないといけないのかわからなかった。

なので、上司や部長に「こんな話が出ているみたいだか、何か聞いていたか」とメールを飛ばしてみた。
「こういう場合って事前の根回しがまずあるだろ」とも思っていた。