>仮に日本の人口が半分になると300兆円の個人消費も半分になる

なるわけありませんねぇ。また、現実になっていませんよ。
日本の人口のピークは2011年の1億2783万人で、そこから日本の人口はただの一度も前年を上回ることはなく、現在では1億2404万人と、300万人以上、400万人近くが減少しています。

にもかかわらず、その間のGDPはというと、2011年が497兆4490億円から、これも前年を一度も下回ることなく、現在では610兆4012億円と増加の一途をたどっており、その間に約20%も増大しているんですよ。
これを人口動態からどうやって説明できるんですか?

もっと大きな人口減少についても、供給に関して言えば、非労働人口が減少することと、AI化や機械化自動化でこれに対処できます。
そもそも、19世紀の産業革命でも分かるように、社会が混乱するのは、急激な変化の時だけで、人口減少のようなゆっくりとした変化では混乱は起きない。しかも人口減少はすでに政府が予想しています。
どうやったら、それで混乱が発生するんですか?

供給が確保されるのであれば、我々はより多くを消費することになります。
これは、贅沢という人間の本性によって、いとも簡単に克服できる問題であるに過ぎません。
つまり、人口減少では供給も需要も減退しないんですよ。

2011年以後の日本の人口とGDPの推移からもこれは確認できることです。