>先進国だけでみると、人口増加率と1人当たりのGDPは無相関であり、人口減少を気にする必要はない。もちろんGDPそのものは、人口に1人当たりGDPを乗じたものなので、1人当たりGDPの変化がないといっても総額では減少する。ただ、当面最大0・7%程度であり、対処可能な範囲だ。

君は中学生の基礎知識すらないから、明らかにこれを勘違いしている。

彼が言ってる<<1人当たりGDP最大0・7%しか下がらない>>っていうのは、GDPの話ではなく、<<一人当たりGDP>>の話。こんなのは中学生全員が教科書で知ってる話。

いったいどこをどう読んだら、これを「一人当たりのGDP減少する」と言っていると読めるのか?日本語の能力に相当問題がありそうです。
「1人当たりGDPの変化がないといっても総額では減少する。」の総額とは、国のGDPのことで、これが言ってるのは、国のGDPは減少するが、それは0.7%程度に過ぎず、一人当たりのGDPは変わらない、というか、むしろ増加する(別の本では高橋氏は、人口減少によって一人当たりのGDPはむしろ増加すると言っています)ということです。

単純に、論理的に考えてみてもそれは正しく、人口は少ないほうが一人当たりのGDPは増加しなきゃおかしいんですよ。

0.7%の減少とは、日本の人口が8800万人になった時のことを言ってるんですが、それで国のGDPが0.7%しか減少しないのなら、GDP/人口=一人当たりのGDPという定式に従って、一人当たりのGDPはかなり増加するはずです。

まだ分かりませんか?
まず、日本語を学んでください。