個人消費不振で値下げの動き 賃上げや減税、効果の有無焦点に GDP1〜3月期

「16日に発表された1〜3月期の国内総生産(GDP)の速報値では、個人消費が15年ぶりに4四半期連続のマイナスとなった。長引く物価高に賃上げが追いつかず、スーパーなどでは顧客をつなぎ止めようと値下げに踏み切る動きも出ている。6月に予定される所得税と住民税の定額減税でも消費回復につながるかは見通せず、政府はさらなる対策を迫られている。
首都圏でスーパーを展開する東武ストア(東京)は、昨年8月から対象商品を毎月入れ替えて値下げキャンペーンを続けている。」

いったいこの記事をどう読めばスタグフレーションの危機を伝えていると読めるのか?
どう読んでもこれは、再デフレ下の危機を伝えている記事です。
そして、その最大の原因として、消費者の買い控えを挙げているのですよ。
つまり、価格が上がったとしても、消費者が買い控えるので価格はアまた下がってしまい、物価は動かない、という私の議論が圧倒的に正しいということです。
まだ分からないんでしょうか?