>ガソリンの需要が減るから、価格が下がったなんてことなんかあるわけないだろうが。

ですから、ガソリンの価格が上がると、消費者の購買力や総需要が変わらないのなら、ガソリン以外の商品が買い控えられることになり(ない袖は振れません)、他の商品がガソリンが値上がりした分値下げされることになります。
したがって、ガソリンの価格上昇では物価は上がりません。

しかし、もし消費者の購買力や、投資等で総需要が増大した場合は、ガソリン価格が上がっても他の商品が買い控えされないことになります。
そうして、はじめて物価が上がりだす。分かりましたか?
コンビニの値札や八百屋のダイコンの値段が物価じゃないんですよ。物価って、結構難しい概念なんですよ。君には特に難しすぎるはずです。

何度でも言いますが2020年以後、企業の民間投資が急増しています。
総需要=消費+投資+政府支出+純輸出です。
投資が増えればとうぜん総需要が増加します。総需要が増加して物価が上がるのです。

つまり、潜在供給量が現実の需要より大きい場合、物価の上昇は需要の増大によって発生するものであり、それ抜きには物価は絶対に絶対に絶対に上がらないんです。

物価とは何か?それはルソーの一般意思によく似ている、と私はそう言いました。
しかし、ルソーの一般意思はけっこう抽象的な概念です。
それと同じくらいに物価も抽象的なのです。

まず、頭を鍛えてから議論に参加するようにしましょう。