>で、ケルトンがいうには、サッチャーの・(税金+借金)→支出は事実とは全くの逆で・支出→(税金+借金)であることをモズラーから教えられた、とのこと。

うん、だからMMTの議論の核心部分はあくまでスペンディングファーストであって、徴税説?ではない。
では、なぜMMTは徴税説を言うのか?おそらく、無税国家論を回避するためでしょう。

しかし、私には、むしろMMTは無税国家論を積極的に探求するべきじゃないのか?と思えます。
もちろん、徴税には貧富の格差の是正や景気の調整手段という役割もありますが、しかし、スペンディングファースト=税は財源ではない、の大原則からすれば、我々に対する課税はこれまでよりははるかに軽いものになるはずです。

そっちの方が、議論がすっきりしていいんじゃないでしょうか?