>政府支出に対して唯一意味のある制約は、すべての生産資源が完全に使用(雇用)されたときに到達する「インフレの上限」である

だったら無税国家論でいいでしょう。
私がMMTに不満なのは、あまりに差しさわりがあると思ってか、無税国家とは言わずに租税貨幣論なんて、非論理的ないかがわしい理屈を言い続けているところなんですよ。

むしろ、無税国家の可能性を探求したほうが、論理としても貫徹しますし、より、すっきりすると思います。

もちろん税金には、景気のコントロールや貧富の格差の是正などの役割もあることは分かりますが、しかし、それなら、平均所得以下の人間にまで課税する論拠は全くなくなるはずです。

しかし、そうであるのなら、社会保障費を含む他の税金も、今よりはるかに軽いものになるでしょう。

徴税制度が無くなると、通貨が流通しなくなるなんて大嘘だと思います。