>>117
主流派の経済学者たちは、〔予測を外したことにも〕めげることなく、自分たちの「虚構」の世界を宣伝し続け、政府の真の能力や、その能力を使って完全雇用を維持できることについて、国民に知られないようにしている。

彼らは、財政赤字は返済されなければならず、将来世代に重い税負担を課すことになると言う。

(財政赤字を「賄う」ための)政府の借入は、利用可能な希少な資金を民間部門と奪い合うことになり、結果、金利を上昇させ、民間投資を「クラウディング・アウト」させると主張する。

政府は市場の規律に従わないため、希少資源の公的利用は無駄が多いと結論づける。

最後に、政府が「お金を刷れば」インフレが加速すると主張する。

【これらを総合すると、主流派が繰り返す主張は、緊縮財政に偏っていることがわかる。】